おしゃれな玄関アプローチを実現する外構アイデア4選
「 おしゃれな玄関アプローチにしたいけれど、どんなデザインがいいか分からない 」
外溝工事・リフォームを考えたとき、家の顔になる玄関アプローチのデザインに悩む人は多いと思います。
本記事では、おしゃれな玄関アプローチを作るためのコツを徹底解説していきます。
玄関アプローチで考えるべき4大要素

家にやってきた人がまず見る場所が玄関アプローチ。
玄関アプローチとは、敷地の境界線から玄関へと続く通路や入口のことを指します。
家に遊びに来た友人でも配達員でも最初に通ることになるエリアなので、家の第一印象を決める顔であると言ってよいでしょう。
おしゃれなデザインにしたいことはもちろんですが、家族が毎日必ず通る場所なので、導線や安全性も十分に考慮しなければなりません。
安全性
玄関アプローチは訪問者が通るのはもちろん、家族が毎日使う場所です。
そのため、安全に使えるということが何より重要なってきます。
たとえば、表面がツルツルしているタイルだと、雨に濡れたりすると滑りやすくなります。
敷石も段差や、くぼみがあることで、暗いと見えにくく、つまづいてしまう危険があります。
素材やデザイン双方から、安全な玄関アプローチを考える必要があります。
耐久性
玄関アプローチは雨風にさらされる場所でもあるため、耐久性が高いことも重要です。
タイルや石材、コンクリートなど丈夫ですが、天然木などは劣化や傷みが起きやすくなります。
壊れたりしてしまうと、見栄えが損なわれるだけでなく、危険も生じやすくなります。
修理するとなるとお金もかかってきますので、耐久性は外せないポイントだと言えます。
機能性
毎日使う場所なので機能性も重要です。
段差やスロープの有無によって、ベビーカーや車椅子などの通りやすさは大きく変わります。
ある程度の幅がないと通りづらく、使っているうちに不便さを感じてしまう可能性もあります。
長く住み続け、使い続けていく場所なので、さまざまなライフスタイルの変化を考慮し、機能性の充実も忘れてはならない要素の1つです。
デザイン性
玄関アプローチは「 家の顔 」です。
モダンな雰囲気を出したいなら、あまり飾らずにシンプルでスタイリッシュなデザイン。
あるいは、伝統的な和の趣を感じさせるようなテイストが好みなら、石畳を使ったデザイン。
どんな家にしていきたいか、家のなかの雰囲気やテイストに合わせたデザインにしていくことで、どんなデザインであっても綺麗な玄関アプローチを演出することができるようになります。
おしゃれな玄関アプローチを作るコツ4選
おしゃれで快適な玄関アプローチにするためには、押さえておきたいコツがあります。
ここで紹介する4つのコツを押さえつつ、玄関アプローチを考えていくだけでも、グッと理想に近いイメージ通りの外溝デザインに大きく前進できるはずです。
- アプローチの幅
- カーブを使う
- 建物のエクステリアと色を揃える
- 外観のデザインとの調和
アプローチの幅

人一人が通るにはおよそ60cmの幅が必要とされています。
幅60cm以下のアプローチはもってのほかですが、それ以上であってもあまり狭いと圧迫感が強いデザインになってしまいます。
また、ある程度余裕をもったスペースを確保することで、玄関アプローチにゆったりとした余白が生まれ、スッキリした印象を演出することも可能です。
傘を差したり、自転車を押したり、すれ違ったりすることなどの使い勝手のよさを考えると、120cm程度の幅は確保しておいたほうがよさそうです。
カーブを使う

門などがある玄関アプローチの始まりと、玄関をカーブで使うことも効果的です。
緩やかなカーブで仕上げて変化をつけることで、空間の奥行きを感じさせ、おしゃれな雰囲気を出すことができます。
また、カーブに仕上げることで門の位置から玄関が丸見えになるのを防ぐことができます。
ただし、植木などを置きすぎて見晴らしが悪くなってしまうと防犯上のリスクが高まるため、カーブで仕上げた場合は、ある程度の見晴らしのよさを確保することも忘れないでください。
建物のエクステリアと色を揃える

建物の色味と玄関アプローチで軸となる色を揃えることで、かんたんにまとまった雰囲気をつくることができ、おしゃれに見せることが可能です。
こちらの写真のように、ポイントごとに色味をまとめていくことで、より統一感のある外観をつくることができます。
外観のデザインとの調和

色味だけではなく、デザインの調和も忘れてはならないポイントです。
住宅の外観と玄関アプローチのそれぞれがせっかくおしゃれなデザインでも、お互いのテイストが合っていなければ、トータルの印象はちぐはぐになってしまいます。
玄関アプローチに限らず、外溝のデザインを選ぶときは、住宅の外観デザインとのバランス、方向性を考慮して決めるようにしましょう。
まとめ
いかがでしたか?
住宅の外観がさまざまあるように、玄関アプローチのデザインの正解も1つではありません。
本記事があなたの理想となる玄関アプローチ作りの参考になれば幸いです。