おしゃれな玄関アプローチを作るコツ【 DIY初心者必見 】
玄関アプローチは家の顔とも呼ぶべき場所。
オシャレにしておきたいのはもちろんのこと、家族が毎日使う場所なので使い勝手の良さなども欠かせないポイント。
重要度が高いからこそ、業者に頼んだほうが…と考える人もいるかと思いますが、実はDIYで作り上げるのもそこまで難しいことではありません。
本記事では玄関アプローチをDIYする際に気をつけたいポイントや、比較的簡単にできるオシャレなデザインなどを紹介していきます。
玄関アプローチをDIYする際のポイント
DIYすることで、施工業者に頼むよりも遥かに安い金額で玄関アプローチをオシャレにすることができますが、家の顔とも呼ぶべき玄関アプローチのリフォームには注意点もあります。
ただし、これはDIYなのか業者に依頼するのかに関わらず重要な視点になってくるので、しっかりと確認したうえで玄関アプローチのデザインを考えてください。
使いやすさ
ほぼ毎日通る場所なので、使いやすさは重要です。
具体的には、アプローチの幅や足場になる素材の歩きやすさなどを考慮する必要があります。
幅については、1人分が通るのに必要な幅は約60cmと言われているので、120cmくらいのゆとりをもった設計にしておくと、すれ違い時なども窮屈に感じずに通ることができるでしょう。
プライバシー
プライバシーに考慮したデザインにすることも大切です。
敷地の境界から玄関までを直線で結んでしまうと、玄関が丸見えになってしまいます。
例えば、うまくカーブを使うと、プライバシーを守れるだけではなく、奥行きを演出することができ限られたスペースでも広い玄関アプローチに見せることができます。
防犯性
プライバシーは重要ですが、あまり入り組んだ作りにしてしまうと不審者に隠れる余地を与えることにもなりかねません。
ある程度の視認性を確保することを忘れないでください。
もしどうしても難しいという場合は、動くものに反応して光るセンサー付きのライトなどを利用するのも1つの防犯対策です。
まずは下地作りから
デザインばかりに気を取られがちですが、玄関アプローチのDIYをするときに絶対に注意したいのが下地。
下地がしっかりと平らになっていないとレンガやタイルを配置したときにがたついてしまったり、除草や防草が不十分だとあとから雑草が生えてきたりしてしまいます。
下地作りを丁寧にやることでDIYの完成度が変わってきますので、ぜひポイントを抑えておきましょう。
- 施工の範囲を決める
- 掘る
- 防草シートと左官砂を敷く
- 平らに整地する
必要な道具
- メジャー
- スコップ
- ジョレン
- 軍手
- 下地を平らにする角材
- 防草シート
- 左官砂
- 玄関アプローチに使うレンガなどの素材
施工範囲を決める
施工する範囲をメジャーなどで計測します。
また、杭や水糸を使うことでより正確に測ることができます。
掘る
スコップやジョレンを使って掘っていきます。
掘る深さは地面に敷くものの厚みによりますが、砂を敷く分の10mm程度を足した深さまで掘るように気を付けてください。
防草シートと左官砂を敷く
防草シートは10センチ程度重ねながら掘った範囲に満遍なく敷いていきます。
左官砂の量は施工範囲によりますが、10mm程度の厚さはもたせておくのがおすすめです。
平らに整地する
木の角材などを使って、敷いた砂を平らにしていきます。
水平器ででこぼこがないかを確認しながら作業するのがおすすめです。
また、施工の範囲が広いのであればトンボなどがあるとよい整地しやすくなると思います。
きっちり平らに均せば下地は完成。
思い描いた玄関アプローチまでもう少しです!
玄関アプローチのDIYにおすすめのデザイン
ここでは比較的簡単にDIYできる、おすすめのおしゃれなデザインを紹介していきます。
初心者でも安心して取り組めるものや、ホームセンターなどで安価に手に入れやすいものが中心になるので、ぜひ挑戦してみてください。
- 敷石
- レンガ
- 枕木
敷石
敷石は和洋のテイストを問わず馴染みやすく、DIYも比較的簡単です。
また写真のように化粧砂利を敷くことで防犯対策にもなります。
レンガ
暖かみのある色合いで、洋風な外構やガーデニングが映える住宅にぴったりなのがレンガ。
レンガは1つ1つの値段が安く、並べてモルタルなどで固定するだけなので施工も比較的簡単です。
枕木
ナチュラルな雰囲気のある枕木は優しさや温もりを感じるデザインに最適。
地面に敷くだけでなく、立水栓や門柱にするなど用途の幅も広い素材です。
天然木だと雨や日光で風合いの変化が起きやすく、腐食や傷みなども生じやすくなりますが、コンクリート製の疑似枕木などもあるので、枕木を使いたい場合はぜひ検討してみてください。
まとめ
玄関アプローチはデザイン性だけでなく、使い勝手や防犯性などにも気を付ける必要があります。
また、DIYをする際には下地作りがDIY成功のカギでした。
本記事を参考に、ぜひ玄関アプローチのDIYに挑戦してみてください。