コンクリートを使った玄関アプローチの特徴&メリット・デメリットを解説

  • URLをコピーしました!

無機的でスタイリッシュな印象のあるコンクリートですが、玄関アプローチに使うと少し殺風景に見えてしまうのではないかと心配に思う人もいると思います。

本記事では、コンクリートの特徴やメリット・デメリットを他素材と比較しながら解説していきます。

目次

コンクリートの特徴を他6素材と徹底比較

おしゃれで快適な玄関アプローチを作ろうとするとき、まず必要になってくるのは素材の知識です。

もちろん専門家のように詳しい必要はありませんが、基本的な特徴を押さえておくことでより明確なイメージや理想図を描きやすくなることは間違いありません。

コンクリート

シンプルでスタイリッシュな印象をつくりやすい。

メリット:丈夫で雑草などが生えない
デメリット:施工に時間がかかる

タイル

定番ながら、色・サイズ・質感などのバリエーションが豊富。

メリット:耐久性が高い
デメリット:濡れると滑りやすくなる

レンガ

温かみがあり、ガーデニングのある洋風な外観とマッチする。

メリット:曲線をつくりやすい
デメリット:風化する

インターロッキング

公園や歩道によく使用される、コンクリートブロックを噛みあわせるような舗装方法。

メリット:水はけがよく強度が高い
デメリット:目地から雑草が生えてしまう

石材

和洋関係なく合わせやすく、正方形・長方形・乱形などバリエーションも出しやすい。

メリット:割れにくくて丈夫
デメリット:施工費用が高め

枕木

DIYでも使いやすく、アンティークや洋風の雰囲気に合わせやすい。

メリット:DIYしやすく、味がある
デメリット:劣化しやすい

砂利

「化粧砂利」と呼ばれ、手軽かつおしゃれに見せることができる。

メリット:施工費用が安く防犯性が高い
デメリット:やや歩きづらい

玄関アプローチをコンクリートにするメリット・デメリット

ここではコンクリートを玄関アプローチに使用した際のメリットとデメリットについて解説していきます。

  • メリット①:スタイリッシュなデザイン
  • メリット②:耐久性・耐火性が高い
  • メリット③:掃除がしやすい
  • メリット④:施工しやすく、費用が安い
  • デメリット①:夏場は高温になりやすい
  • デメリット②:滑りやすい
  • デメリット③:殺風景になりやすい

メリット①:スタイリッシュなデザイン性

コンクリートの最大の特徴は、やはりスタイリッシュでシンプルな見た目です。

また、コンクリートと言うと平板で四角いイメージがありますが、さまざまな形に加工することもできるため、デザイン性も非常に高い素材と言えます。

たとえば、緩やかにカーブした玄関アプローチや、円形、星型など自在なデザインに対応することも可能です。

メリット②:耐久性・耐火性が高い

道路などで使われていることから想像できるように、コンクリートは高い耐久性が持ち味です。

罅割れしやすいという側面はありますが、コンクリートの内部にワイヤーメッシュを入れることで罅割れの危険を減らしています。

また耐火性も優れており、万が一近隣で火災が発生した際などに燃え広がることを防ぐ役目も期待できます。

メリット③:掃除がしやすい

コンクリートはゴミや落ち葉などが落ちていても軽く掃くだけで済む場合がほとんどなため、掃除やメンテナンスの手間が限りなく少ない素材です。

レンガやタイルのような目地の凹凸も少ないデザインにしてしまえば、その負担はさらに軽減できます。

メリット④:施工しやすく、費用が安い

コンクリートは施工しやすい特徴があります。

職人の腕に依存しない仕上がりが期待できるので、イメージ通りの出来栄えになりやすいと言えるでしょう。

またコンクリートは費用も安く、およそ7,000~12,000円/㎡が相場となります。

安くて丈夫でスタイリッシュなコンクリートは玄関アプローチの素材として非常に使いやすいと言えます。

価格の幅はどれくらいの広さにコンクリートを使用するかによっても変動しますので、信頼できる業者に相談してみてください。

デメリット①:夏場は高温になりやすい

コンクリートは熱を吸収しやすいのが特徴です。

また、照り返しによってより体感温度が暑く感じられることもあります。

植物を配置して視覚的にも涼しげな演出をし、水を撒くなどの対策をしていくのがおすすめです。

デメリット②:滑りやすい

コンクリートは雨に濡れることで滑りやすくなります。

しかしコンクリートのなかには洗い出しや滑り止めの加工がされたものもあります。

滑って怪我をしては元も子もないので、特に小さいお子さんのいる家庭などは対策をしていくのがおすすめです。

デメリット③:殺風景になりやすい

コンクリートは無機的でシンプルな分、単体だとやや殺風景になってしまうこともあります。

たとえば目地に植物を配置して緑を添えたり、タイルやレンガなどの他素材と組み合わせたり、コンクリートをカーブやサークル上に施工してメリハリを持たせたりするなど、工夫をしていくことでおしゃれに見せることができます。

まとめ

シンプルなコンクリートはモダンかつスタイリッシュな玄関アプローチのデザインに最適と言えます。

メンテナンスの手間などもかからずコスパにも非常に優れた素材と言えるでしょう。

本記事が素敵な玄関アプローチづくりの参考になれば幸いです。

外構アプローチが必要な理由とは? かっこいい〜モダンなデザイン5選!

玄関階段の費用相場はいくら?知っておきたい4つのオプション

【 外構あるある 】玄関づくりの失敗事例4選を紹介、階段とスロープどっちがいい?

SNSでシェア
  • URLをコピーしました!
目次