人工芝をDIYする手順をプロが解説
人工芝は天然素材に比べると耐久性が高く、メンテナンスにあまり手間がかかりません。
しかし、専門業者に依頼すると費用が発生するため、できるならDIYで設置したいですよね。
本記事では、人工芝をDIYする手順を解説します。
ぜひ参考にしてください。
人工芝を自分で敷くなら防草シート一体型がおすすめ

人工芝を自分で敷くなら、防草シート一体型の人工芝が便利です。
防草シートと人工芝をそれぞれ個別に敷く手間が省けるため、効率よくDIYができるでしょう。
雑草が生えにくく、水をまく必要もないため、カビや虫の予防にもつながります。
人工芝を自分で敷く手順

人工芝をDIYする手順は、下記の通りです。
※ 防草シート一体型の人工芝を取り入れる場合は、STEP2とSTEP3の作業は1回で済みます。
下地処理
まずは雑草や石を取り除き、下地処理をしていきます。
石や雑草などが残っていると凹凸ができ、仕上がりが美しくきまりません。
石を完全に取り除けなかった場合は、砂などを加えて平らにしてもOKです。
次に、土を固めて平らにしましょう。
専用の道具がなくても、足で踏んで平らにしても問題ナシです。
しっかり踏んで固めなければ、凹凸ができて不自然な仕上がりになったり、水たまりができたりするので注意してください。
防草シートの設置
下地処理が終わったら、防草シートを設置していきましょう。
防草シートを設置する際は、シート同士を10cm以上を重ねると良いです。
継ぎ目から雑草が生えにくくなるため、より効率の良い雑草対策になるでしょう。
また、防草シートであれば何でも良いわけではありません。
人工芝を設置する際は、人工芝専用の防草シートを使用しましょう。
破れにくくかつ、雑草対策にもなるため長持ちするでしょう。
人工芝の設置
防草シートの設置後は、防草シートの上にたるみが出ないよう、人工芝を広げていきましょう。
人工芝を並べる際は、芝の目が揃うように意識すると良いです。
芝の流れが揃うので、美しい見た目に仕上げられます。
人工芝のカット
人工芝を広げたら、長さに合わせてカットしていきます。
カットする際は、裁断部分にチョークなどで印を付けると綺麗に切りやすいです。(裏からカットするため、裏側に印をつける)
芝を切らないように注意しながら、カッターもしくはハサミで切っていきます。
排水桝などがある場合は、少しずつ切れ込みを入れながら、自然な見た目になるようにカットしていきましょう。
人工芝の固定
次に人工芝を固定していきます。
人工芝が重なっていないか、開きすぎていないか、必ずチェックしましょう。
位置を決めたら、人工芝用の固定ピンで固定します。
継ぎ目が気になる場合は、人工芝用の両面テープを使い、人工芝と防草シートを張り合わせて固定するのがポイントです。
見た目が綺麗になるだけではなく、耐久性も増すのでぜひ試してみましょう。
仕上げ作業
最後に全体を見渡し、人工芝の浮いている部分がないか、継ぎ目が目立っていないかを確認しましょう。
あとはデッキブラシなどで慣らして、芝を立たせて作業完了です。
まとめ
人工芝の設置は、作業工程のポイントを押さえれば、経験が少ない方でもDIYできます。
うまく設置できるか不安な方は、防草シートと人工芝が一体型になっているものをチョイスしましょう。(手間と時間が省けます)
人工芝は天然芝よりも価格が安いため、気軽に取り入れてみてはいかがでしょうか?