戸建て住宅の狭いベランダを有効活用するアイデア9選
戸建て住宅に住んでいるけれど、ベランダのスペースが少し狭くて困っていませんか?
今回は、狭いベランダでも上手に活用するためのアイデアをお届けします。
狭いベランダを有効活用するには、「 そのままの状況を活かす 」「 リフォームする 」の2つの方法があります。
ぜひ参考にしてみてくださいね。
【 1階 】狭いベランダを有効活用する4つの方法
ゴミの仮置き
狭いベランダを一時的なゴミ置き場として、活用する方法。
夏場など、「 ゴミが臭う 」と感じられるときには有効です。
ただし、ゴミをためすぎて近隣から苦情が出ないよう注意してください。
収納スペース
ベランダを収納スペースとしてうまく活用する方法。
物が溢れずスッキリと見せられるため、来客時にも気にせずおもてなしが可能です。
例えば、小さくても丈夫な収納ボックスであれば、腰かけにもなります。
ガーデニング
ガーデニングとしてベランダを有効活用する方法。
狭くて地味に感じていたベランダが、明るい雰囲気に変化します。
憂鬱な雨の日でも、華やかな気分で過ごすことができるでしょう。
子どもの遊び場
ベランダを遊び場として活用する方法。
1階であれば、親の目が届く範囲で自由に遊べるため、安心です。
【 2階 】ベランダをリフォームでうまく活用する方法
2階のベランダをリフォームで有効活用したいと考えている方もいるでしょう。
主な活用方法を2つ紹介します。
寝室にする(インナーバルコニー)
2階のベランダスペースを、新しい寝室にリフォームするのはいかがでしょうか。
子どもが大きくなった・家族が増えたなどの理由で、「 狭くても良いのでもうひとつ寝室が欲しい 」と感じる方も少なくありません。
また、ベランダに隣接する部屋に物が増えた・タンスをひとつ置いたら狭く感じるという場合、ベランダを寝室としてリフォームし、ベッドを移動すれば部屋が広く使えます。
リフォーム費用は、3畳で70〜120万円ほど、6畳なら130〜180万円ほど。(目安)
インナーバルコニー 〜 バルコニー部分が建物の内側に設置されているタイプで、2階以上に作られる。天候の影響を受けにくく、幅広い用途で利用可能。戸建て住宅を検討している方に人気。
仕事場にする
狭いベランダをリフォームして、省スペースの仕事場にする方法。
コロナ禍以降、リモートワークが一般的になったことで、自宅にワークスペースを設ける家庭が増えています。
ベランダをリフォームして小さな書斎にすれば、自宅の既存スペースを潰すことなく、仕事部屋としてパーソナルな空間を確保することができるでしょう。
リフォーム費用は2畳程度で、50〜70万円ほどです。(目安)
ベランダ活用アイデア(その他)
その他、狭いベランダをリフォームしてうまく活用するアイデアを3つ紹介します。
サンルームを設置する
今までの狭いベランダに、サンルーム(ガラス窓に覆われたスペース)を増設してはいかがでしょうか。
ベランダを解体しない場合の価格は、40〜70万円程度。
ベランダを解体する場合、90〜100万円ほど。(目安)
ウッドデッキを取り付ける
リフォームでリビングと庭の中間地点にウッドデッキを取り付ける方法。
布団を干したり、カフェスペースにしたりと、使い方はさまざまです。
ベランダに新たな部屋を増築せずに済むため、費用も安く抑えることができます。
費用は2畳で10〜20万円、4畳で15〜40万円、6畳で20〜50万円ほど。(目安)
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床をオシャレな癒やし空間にする
床にウッドパネルや人工芝などの床材を敷いて、印象を変える方法。
狭くて地味に感じていたベランダが、ぬくもりの感じられるくつろぎ空間に早変わり。
費用は6畳で13万円〜30万円ほど。(目安)
まとめ
今回は、ベランダを有効活用する方法について解説しました。
戸建て住宅のベランダは、実用的な使い方やおしゃれな使い方など、さまざま方法で活用することが可能です。
これから戸建てのリフォームを検討中の方の参考になれば幸いです。
ただし、災害時などに備えてベランダの避難ルートの確保もお忘れなく。