1台用カーポート選びのコツはこれ!【 失敗しない 】
「 1台用のカーポートを購入したいけれど、選び方が分からない 」
エクステリアの顔といわれるカーポートは、失敗なく選びたいですよね。
本記事では、カーポートを選ぶ際の注意点や、おすすめの1台用カーポート3選を紹介します。
検討されている方の参考になれば幸いです。
1台用カーポートのデザイン
カーポートとは、柱と屋根でできた壁で囲われていないタイプの車庫です。
雨風から愛車を守る屋根のデザインは、大きく分けて以下の2種類があります。
屋根がカーブしているタイプ
もっとも定番なカーポートのデザインは、屋根の形がカーブしているラウンドタイプです。
丸みを帯びた形は、やわらかい印象を与えてくれます。
フラットなタイプより、屋根に積もった雪を落としやすく、風の吹き込みを防ぐのに効果的です。
屋根のデザインにこだわりがない場合は、ラウンドタイプをおすすめします。
屋根がフラットなタイプ
フラットなタイプは、直線的な形の屋根が特徴です。
スタイリッシュで洗練されたデザインが、よく見られます。
フラットなタイプはカーポートを加工する際、ある程度は形を自由に変えられます。
おしゃれなデザインや、住宅との調和を重視したい方におすすめです。
失敗しない1台用カーポートの選び方
カーポートを購入する際、失敗したくないと考える方が多いのではないでしょうか。
ここからは、カーポート選びに失敗しないポイント4つを解説していきます。
動線を考慮して設置
カーポートを設置する際、動線を考慮してください。
たとえば、雨の日に車を降りてから、玄関まで濡れずに行けたらいいですよね。
カーポートには、屋根や柱の位置を選べるなど、さまざまなタイプが用意されているので、設置前にチェックしておきましょう。
カーポートも住宅の一部と考え、生活しやすい快適な動線で設置することが大切です。
積雪や台風の耐久性チェック
通常のカーポートの耐積雪は20㎝ほどです。
積雪が多い場合、20㎝では足りない場合があります。
気候変動により、台風被害が年々多くなっている傾向にあります。
雪が多く降る、台風被害が多い地域に住んでいる場合、耐積雪と耐風圧を事前によくチェックしておきましょう。
飽きがこないデザイン選び
カーポートは簡単に買い換えられず、長期にわたって使用することが前提です。
長く使うためにも、飽きがこないデザインを選びましょう。
シンプルデザインや住宅と調和したデザインなど、満足感があり、飽きがこないカーポート選びは大切です。
余裕あるサイズ選び
カーポートは、余裕あるサイズを選びましょう。
1台用、2台用といっても、さまざまなサイズがあります。
サイズを決める際、車のサイズだけではなく、乗り降りのスペースを確保する必要があります。
奥行きはボンネットを開けての確認や、後部トランクの開閉も考慮しなければなりません。
サイズ選びは慎重に行いましょう。
おしゃれな1台用カーポート(おすすめ3選)
ここからは、おすすめの1台用カーポートを紹介します。
メーカーによって特徴もさまざまなので、ぜひ参考にしてください。
LIXIL「 フーゴR 」
LIXIL「 フーゴR 」は、ベーシックなラウンドタイプです。
本体の主要材料がアルミ形材で、サイズや高さ、開口のバリエーションが豊富。
耐風圧の強度が一般的なものより高くなっています。
片支持タイプのほか、両支持タイプと袖壁タイプがあるので、好みによって選びましょう。
袖壁タイプとは、屋根パネルが側面にやや長いタイプのものです。
以下が、フーゴRの耐風圧と耐積雪です。
片支持・両支持タイプ:耐風圧(42m/秒相当)、耐積雪(20㎝相当)
両支持タイプ(スペックアップパーツ装着時):耐風圧(46m / 秒相当)、耐積雪(30㎝相当)
袖壁タイプ:耐風圧(38m / 秒相当)、耐積雪(20㎝相当)
YKKAP「 アリュース 」
YKKAP「アリュース」はスタンダードなアーチ型屋根で、柱が片側にある片側支持タイプのカーポートです。
コストパフォーマンスもよく、シンプルでスリムな飽きのこないデザインになります。
価格重視で購入を考えている方におすすめです。
以下がアリュースの耐風圧と耐積雪なので参考までに。
片側支持タイプ:耐風圧(38m/秒相当)、耐積雪(20㎝相当)
三協アルミ「 M.シェードⅡ 」
三協アルミ「M.シェードⅡ」は、トラス構造の屋根が特徴の先進的でスタイリッシュなデザインのカーポートです。
トラス構造とは、三角形を個として繋ぎ合わせた骨組み構造のことをいいます。
三協アルミ「M.シェードⅡ」は次の2つのタイプがあるので、好みのデザインを選びましょう。
- フレームに屋根を乗せた安定感のある梁置きタイプ
- 後方に柱がある背面支持で、フレーム上部から屋根を吊り上げる上吊りタイプ
また、以下がM.シェードⅡの耐風圧と耐積雪なので強度の参考にしてください。
< 梁置きタイプ >
片側支持タイプ:耐風圧(38m/秒相当)、耐積雪(20㎝相当)
両側支持タイプ:耐風圧(42m / 秒相当)、耐積雪(20㎝相当)
< 上吊りタイプ >
背面支持タイプ:耐風圧(38m/秒相当)、耐積雪(20㎝相当)
背面支持タイプ(着脱式サポート装着時):耐風圧(42m / 秒相当)、耐積雪(20㎝相当)
まとめ
本記事では、カーポートの失敗しない選び方や、おすすめの1台用カーポートを紹介してきました。
高価なカーポートは、一生で何度も購入するものではありません。
デザインや性能に満足のいくカーポートを選んで、エクステリアをより快適な空間にしてください。