カーポート選びはデザイン、強度、コストの3要素に注目!
カーポート選びで困るのは、種類が多すぎることです。
Webで検索してもヒットする数が多すぎて、どれが自分に向いているのか分からないですよね。
カーポート選びは、デザイン、強度、コストを考慮する必要があります。
デザインを重視する方、強度を求める方、コストを重視する方、それぞれに適した選択肢が存在し、それぞれのニーズに最適な商品を見つけることができます。
本記事では、これらの異なるニーズに合わせて、カーポート選びのポイントとおすすめカーポートを紹介します。
カーポート選び(デザインを重視するなら)
デザインを重視したい方は、大手メーカーの自信作をチェックしてください。
少し前では考えられないほど、おしゃれなカーポートを各メーカーが手掛けるようになっています。
LIXILと三協アルミが手掛けるカーポートを見ていきましょう。
LIXIL「 カーポートSC 」
住宅と美しく調和することを目指して開発されたカーポートです。
近年のトレンドである、シンプルモダンテイストの住宅とマッチすることもあり人気商品。
特徴は左右・後方を選んで立てられる柱と、アルミ製屋根で構成されたシンプルな形状。
カラーは3種類用意されているほか、柱と屋根でカラーを変えたり、天井面を木調にしたりできるのも嬉しいポイント。
あわせて、柱の位置を選べるようにしたことで、車の出し入れやドア開閉がスムーズになったことや、アルミ製屋根による直射日光や汚れへの強さなど、機能面にも注目してください。
三協アルミ「 U.スタイルアゼスト 」
LIXIL「 カーポートSC 」同様に、シンプルさが特徴のカーポート。
梁の上に屋根を置くだけでなく、梁の上から吊り下げるなど、3種類のスタイルから好みのものを選びましょう。
ここでは用意されている3つのタイプのうち「 セレクトラインタイプ 」に注目しますが、特徴はデザインに日本の伝統を思わせる格子を取り入れている点。
格子のデザインは、天井と合わせてサイド部分にも取り入れられます。
大手メーカーが得意とする和洋折衷の住宅や、堂々とした純和風の住宅に似合いそうです。
三協アルミ「 M.シェードⅡ 」
三角形を基本とした構造を目の当たりにできる「トラス屋根 」が、少しSFチックなカーポート。
雨どいが柱に収納されるなど、細かな部分のデザインにも気を配られています。
個性を大切にする方に、おすすめしたくなりますね。
柱が駐車やドア開閉を妨げず、独特の構造を引き立てる上吊りタイプと、スタンダードな屋根を梁置きするタイプの2つが用意されています。
柱・梁のカラーと屋根パネルは、それぞれ4種類のバリエーションから選べるので、お家とのコーディネートを楽しみましょう。
カーポート選び(強度を重視するなら)
風や雪が心配という方は、強度の高い折板カーポートがおすすめ。
異常気象の影響か、台風や積雪でカーポートがダメージを受けることは決して珍しくありません。
折板とはジグザグに折り曲げた金属板を指し、平面のものよりも高い強度を誇ります。
屋根に折板を用いたカーポートは、柱も強化されているので、多少の風や雪ではビクともしないでしょう。
YKK「 ジーポート 」
代用的な折半カーポート、YKK「 ジーポート 」は、風なら非常に強い46m/s(台風に相当)〜 62m/s(業界トップクラス)まで、積雪なら30cm 〜 最大300cm(業界トップクラスの)まで耐えられる仕様。
デザインも昔ながらのカーポートから進化しており、天井に木調パネルを用いることや、ダウンライトを取り付けられるほか、5種類のカラーバリエーションが用意されています。
LIXILや三協アルミなど、他のメーカーも折版カーポートを扱っているので、好みのものを探してみてください。
カーポート選び(コストを重視するなら)
コストを重視したい方は、屋根の材質はポリカーボネート、屋根の形状はアール屋根をチェックしてください。
スタンダードで安心感があり、価格も安いカーポートと出会えるでしょう。
あわせて試してみたいのは「 ローコストでおすすめのカーポートはありませんか?」と聞いてみることです。
大抵の外構業者はメーカーと特約店契約を結んでおり、多めに在庫を持っているなどの理由で、安価で提供できるカーポートを用意しているものです。
ポリカーボネート屋根を選ぶ
ポリカーボネートとは、耐衝撃性や耐久性、透明度に優れたプラスチックの一種で、飛行機のコクピットや車のヘッドライトにも使われています。
大手メーカーの代表的なモデルは以下です。
アール屋根を選ぶ
モダン系の家とマッチする平面屋根はカッコいいものの、価格面では湾曲したアール屋根には劣るものです。
先述したLIXIL「 ネスカ 」ならアール屋根はネスカR、平面屋根はネスカFと名づけられています。
数cm程度の雪なら、勝手に落ちてくれる雪ハケの良さも、アール屋根の魅力です。
まとめ
カーポートの種類の多さに迷ったら、デザイン・強度・価格のうち、どれを重要視するかを決めましょう。
カーポートの3要素の優先順位を決めることで、候補を絞り込めるので、カーポート選びが楽になるはずです。
また、デザイン・強度・価格の3要素と合わせて注目したいのは、何台用が必要か。
弊社では1台用、2台用、4台用についてコラムを用意しているので、あわせて参考にしてください。