外構エクステリアの色選びをプロが解説!【 3つのエリア 】

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皆さんの好きな色は何ですか?(筆者はスカイブルー)

外構作りにおいて、よく悩むのが色選びです。

本記事では、外構の色選びで失敗しないコツについて解説します。

この記事で解決できること
① エリアごとの色選びのポイントが分かる

目次

外構の色選びのポイント

外構といっても、カーポート、フェンス、門柱やブロック塀、砂利や石材、レンガなど、あらゆる構成要素があります。

それらに共通するのは「 色味 」、複数のカラーバリエーションがあることでしょう。

1995年にコロンビア大学の教授が発表した「 ジャムの法則 」によると、人は選択肢が多くなると、選ぶことが難しくなるそうです。

基本色は13色、虹色でも7色ですが、アメリカの物理学者ディーン・ジャッドによると200万~1000万色の色があるそうです。これは、選ぶどころじゃないですね(笑)

そこで、本記事では、色選びに関する多くの悩みを厳選し、ポイントを下記の3つに分けて解説します。

  • ファサードエリア(建物の正面側のスペース)
  • パーキングエリア(駐車場スペース)
  • お庭エリア

ファサードエリアの色選び

ファサードエリアを構成する要素には、玄関ポーチ、門柱、門塀、アプローチなどがあります。

これらの要素のカラーバランスが取れていること、建物の要素(外壁、サッシ窓、玄関ドアなど)とマッチしていることが、重要なポイントとなります。

その上で、色選びの判断に困るのが、門柱の色選び。

さらに言えば、色選びを含めた仕上げ方に悩むケースが多いようです。

門柱の色と仕上げ方を選ぶ際、最もオススメできないのは、建物の外壁と中途半端に揃える、ということです。

例えば、外壁が白ベースのタイル仕上げだった場合、門柱の色と仕上げも同じようなもので揃えるか、対照的な色味と仕上げ(濃紺や黒など)にすると良いでしょう。

気をつけたいのは、色は近いけど仕上げ方が異なったり、仕上げ方は近いけど色が微妙に異なる、という中途半端な合わせ方にならないことです。

メリハリのないデザインとならないよう、門柱のデザインは、建物との組み合わせを意識してみることが大事ですね。

パーキングエリアの色選び

パーキングエリア(=駐車場)の構成要素は、土間コンクリート、ブロック塀、カーポート、カーゲート、フェンスなどが代表的です。

この中で特に色選びに悩むのは、カーポート。

他の外構アイテムに比べて高額であり、存在感も大きく、失敗してしまうと外構全般に悪影響をもたらしてしまう可能性もあります。

特に多い失敗パターンは、建物のサッシの色を意識せずに選択してしまうこと。

建物のサッシ窓は、ほとんどがカーポートと同じアルミ製であるため、カーポートとサッシ窓の色が全く違っていると、違和感の原因ともなります。

こだわるならば、サッシ窓とカーポートのメーカーは揃えるのがベストと言えるでしょう。

それが難しくても、可能な限り似た色を探すと、違和感はなくなります。

また、カーポート周りにフェンスや機能門柱などのアルミ製品が設置されていて、サッシ窓の色と、すでに異なっている場合は、建物との親和性を考慮してサッシ窓に合わせるか、その他のアイテムとの調和性を重視するか、どちらかを選択する必要があります。

どうしても選べないという時は、プロのエクステリア業者に相談してみましょう。

お庭エリアの色選び

お庭の構成要素は、ウッドデッキ、目隠しフェンス、テラス屋根、タイルテラスなどが代表的です。

その中で、色選びに困るポイントは、木調色の選び方。

お庭エリアで重要なのは、ウッドデッキやテラス屋根といった単品の色選びではありません。

お庭の代表的なアイテムのほとんどが木調色なので、お庭の色選びは、どのように木調色を選ぶかにかかっています。

ポイントは、すでに建物に木調色が使われているかどうかを、しっかりと確認することです。

例えば、二階を囲むバルコニーに木調色が使われていたり、屋根の内側に木調色が使われていたりと、すでに建物のアクセントカラーとして、木調色が使用されている場合、できるだけ近い色合いに統一することをオススメします。

それぞれの色合いがズレていると、建物との一体感が薄まって違和感が出てしまうので注意が必要となります。

まとめ

本記事では、外構の色選びで後悔してしまうパターンについて解説しました。

色選びに正解はありません。

あくまで参考程度にして、一番大切なのは、自身が気に入っているかどうかです。

あなた自身の、「 自分カラー 」を出せると良いですね。

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