【 知っておきたい 】ウッドデッキとテラス屋根、オススメの組み合わせ3選

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この記事では、ウッドデッキとテラス屋根の、オススメの組み合わせについて解説します。

お庭にウッドデッキの設置を検討しているけど、せっかくなのでテラス屋根も欲しい。

また、両者をうまく組み合わせる方法を知りたいという方は、本記事を読めば、両者のメリットを最大限に生かした設置方法が分かるでしょう。

目次

ウッドデッキとテラス屋根の最適な組み合わせ方3選

ウッドデッキとテラス屋根の最適な組み合わせ方のポイントは、

  • 横幅サイズの組み合わせ方
  • 奥行きサイズの組み合わせ方
  • 高さの組み合わせ方

の3つです。

以下に、それぞれの組み合わせ方について解説します。

横幅サイズの組み合わせ方

ポイントその1は、「 横幅サイズの組み合わせ方 」です。

ウッドデッキとテラス屋根を同じ位置に設置する場合、両者の間口サイズをそれぞれどうするかが大事です。

間口(まぐち)〜 エクステリア用語で、横幅のことを指す。

一般的には、なるべく同じくらいの間口すると、綺麗に見えそうだから揃えたいという意見が多いです。

たしかに、見た目の印象としては、間口が揃っていると一体感が生まれてスッキリします。

ただ、実用性を意識すると考え方は変わってきます。

せっかくウッドデッキを設置したからには、多少の雨が降ってきても、デッキ上には気軽に出られるようにしたい、と思うはずです。

その時、上部にテラス屋根があれば大きな効果を生みます。

しかし、仮にテラス屋根の間口をデッキと揃えていたら、風向きによっては横雨が降り込み、ウッドデッキが濡れてしまうでしょう。

そのような状況が長く続くと、いつの間にかウッドデッキの濡れない部分と、いつも濡れる部分とで、色味にも違いが出てしまいますね。

このような事態を防ぐためには、ウッドデッキよりもテラス屋根の横幅を少しでも広くすることが重要です。

そうすることで、多少の横雨ぐらいでは困らない空間を作ることができます。

目安の寸法としては、少なくとも30cm程度、テラス屋根が大きければ効果があるでしょう。

奥行きサイズの組み合わせ方

ポイント2は、「 奥行きサイズの組み合わせ方 」です。

奥行きサイズも、基本的な考え方は前述の横幅と同じで、ウッドデッキを横雨から守りたいということです。

ウッドデッキの奥行きが約1.8m(6尺)の場合、テラス屋根は約2.1m(7尺)のものを選択すると、テラス屋根に30cm程度の奥行きが生まれます。

この組み合わせであれば、多少の横雨からはウッドデッキを守ることができるでしょう。

ただ、雨避けだけに焦点を当てれば、この組み合わせが正しいですが、お庭全体のスペースに目を向けると問題点があります。

それは、中途半端な位置にテラス屋根の柱が建ってしまうという点です。

このままでは、柱が邪魔でお庭の有効スペースが活用できませんよね。

そんな時に、「 奥行き移動桁タイプ(柱を自由に移動できる) 」のテラス屋根を選択すれば、問題は解決されます。

ただし、購入の際は、メーカーによって呼称や移動距離が異なるので、注意してください。

高さの組み合わせ方 

ポイント3は、「 高さの組み合わせ方について 」です。

ここでは、設置するウッドデッキの高さに対して、テラス屋根の高さをどうするか、という点を解説します。

通常、ウッドデッキは、掃き出しサッシギリギリの高さに設定して、なるべく室内フローリングの高さに合わせるようにしています。

そこでウッドデッキに立った時、頭の上からどの程度、テラス屋根が離れていたら良いのかが、ポイントとなります。

手を伸ばして屋根が届く距離だと、圧迫感がありそうですね。

それでは、どうやって最適な高さを見つければ良いのかというと、屋根の角度が重要となります。

テラス屋根には、あらかじめ屋根の角度が決まっていて、奥行きサイズが大きいほど屋根の角度も大きくなっていきます。

つまり奥行き寸法に対して、屋根の高低差は数値が明確になっています(6尺の場合、高低差は401mmなど)

そこを踏まえて、まずサッシ窓の高さは、人が通るのに圧迫感のない高さとなっています。

つまり、テラス屋根の先端の高さを、サッシ窓と同じ高さに設定することができれば、あとは壁に向かって屋根が上がっていくだけ、ということになります。

このような手順で、高さを設定すれば、圧迫感のない屋根を確保することができますね。

また、屋内からの眺めも邪魔にならない点も、オススメです。

まとめ

本記事では、ウッドデッキとテラス屋根の最適な組み合わせ方について紹介しました。

上記の、3つのポイントを意識してテラス屋根とウッドデッキを設置すれば、きっと快適な空間が作れるでしょう。

それぞれの細かい点については、他の記事を参考にしたり、プロの業者に相談することをお勧めします。

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