おしゃれな外構を実現する3つの方法と注意点
マイホームを考えたとき、真っ先に考えるのは家の内装や外観で、外構はついつい後回しにされがちです。
いざ、外構を作ろうと考え始めたときには、予算が足りない!という方もいるのではないでしょうか。
せっかくのマイホームですから、おしゃれな外構をつくりたいですよね。
本記事では、予算が足りなくてもオシャレな外構をつくるコツと注意点を解説します。(前回の記事より、少し深堀り)
外構リフォームを検討中の方は、ぜひ参考にしてみてください。
外構エクステリアを安くするコツ
外構を安く実現するには、少しの工夫が大切です。
この章では、すぐに取り入れられる3つの方法を解説します。
工夫①:空間の使い方を工夫する
予算の関係上、外構の面積が狭くなってしまったとしても、空間の使い方次第で広く見せられます。
たとえば、植物を植えるときは全て同じ高さにせずに、高低差を作りましょう。
そうすることで、実際よりも奥行きがあるように演出できます。
玄関アプローチに曲線を取り入れることで、奥行きを感じさせることも可能です。
このように、人間の目の特性を利用して工夫することで、空間を広く見せることができます。
工夫②: 3Ⅾシミュレーションで仕上がりをイメージする
3Dでシミュレーションすることで「 イメージ 」と「 仕上がり 」のギャップを減らし、やり直しの費用をなくしましょう。
仕上がりと違ってしまう原因は、全体像がイメージできていないからです。
3Ⅾシミュレーションを使用することで、全体的な色のバランスや、門柱の位置などを具体的にイメージできます。
事前に3Ⅾシミュレーターが可能な外構業者を選び、イメージ通りの外構を作りましょう。
以下は、株式会社トップガーデンが作成した実際の3Dシュミレーション画像です。(一部抜粋)
工夫③:植物や照明を活用する
無機質な外構も、植物や照明を活用すると、印象はガラリと変わります。
植物を植えることはデザイン性だけではなく、外部からの目隠しや日差しを遮ってくれる機能的なメリットもあるのです。
照明は高価なものを使わなくても、照らし方の工夫で雰囲気を変えられます。
植物の後ろから照らしたり、地面から上に向けて照らしたりするだけで、カタログに載っているようなオシャレな外構になるでしょう。
オシャレな外構をイメージする方法
オシャレな外構を作りたいけれど、0からイメージするのは大変ですよね。
そんなときは、実際のお店や住宅を参考にするのがおすすめです。
参考①:好きなカフェやお店を観察する
オシャレなカフェやお店は、SNS映えや居心地のよさなど、デザイン性を重要視しています。
お気に入りのお店を観察することで、モダン系やナチュラル系が好きなのか、どんな色使いが好きなのか、あなたの好みが見つかるはずです。
あなたの居心地が良いと感じるカフェや、入ってみたいと思うお店の外観を参考にしてみましょう。
参考②:住宅街を歩く
実際に住宅街を歩いてみるとイメージが膨らみやすくなります。
カタログやホームページに載っている外構は、敷地面積や予算など、理想を詰め込んだデザインが多く、現実的ではない場合があるからです。
家族と一緒に住宅街を歩けば、お互いの好きなデザインや、譲れないポイントなどを話し合う良い機会になるでしょう。
参考③:外構業者の施工事例を参考にする
実際に気に入ったデザインの外構を見つけたときに、費用がいくらかかったのかは重要なポイントです。
外構業者の施工事例を参考にすれば、実際の費用が分かるかもしれません。
同じ商品や材料の取り扱いもあるはずですから、効率的に業者との打ち合わせも進められます。
外構工事を依頼する際の3つの注意点
一度、外構が完成したら簡単にやり直しはできません。
後悔しないように、外構を依頼する際に注意すべき3つのポイントを押さえておきましょう。
注意点①:値引きのしすぎに注意
外構費用を安く抑えるに越したことはありません。
しかし、強引に値引きの交渉をした結果、材料の品質やデザイン性が下がってしまう可能性もあります。
そのため、複数の業者へ見積もりを出してもらい、相場を確認しておくことが重要です。
注意点②:時間をかけて検討する
焦って計画した外構は、「 こうすればよかった 」と後悔する可能性があるため、前もって検討することが大切です。
外構づくりのスケジュールは、住宅の計画と平行してプラン立てすることが理想的。
理由は、施工内容によっては住宅の着工前に先行して工事する必要があるからです。
時間をかけて、納得のいく外構を作りましょう。
注意点③:すべてDIYしようとしない
DIYは外構を安く抑える重要な手段ですが、すべてを自分たちでやるのは、やはり見栄えが心配です。
技術が必要な部分や外構のメインにしたい部分は、プロの外構業社に任せましょう。
まとめ
予算がなくても、空間の使い方や植物などを利用することで、オシャレな外構を作ることは可能です。
イメージを膨らませる時間も、ワクワクする楽しい時間にしてくださいね。
人生のうち、マイホームづくりは何度もあるわけではないので、後悔しないようにしましょう。