【 プロの外構業者が解説 】外構工事費用の相場とは?工事費用を抑えるコツを教えます

  • URLをコピーしました!

外構工事を検討しているけれど、費用の相場が分からないと悩んでいる方も多いでしょう。

外構工事の費用は、必要な知識を持っていれば安く抑えることができます。

本記事では、外構工事の相場や費用について、プロの外構業者が分かりやすく解説します。

目次

外構工事とは

外構工事とは、住宅やビルなどの建物の周辺で、庭や駐車場、通路などを整備する工事を指します。

特に、コンクリートを用いた工事が一般的です。

例えば、敷地内にコンクリートで作られた駐車場やテラス、フェンスの基礎などがこれに該当します。

コンクリートは強度が高く耐久性にも優れているため、メンテナンスがしやすいという利点があります。

そのため、使い勝手の良さから外構工事で広く使用されています。

ただし、施工には専門知識と技術が必要であり、費用もやや高くなることが一般的です。

この点に注意しながら、外構工事を進めていくことが大切です。

外構工事の費用(内訳)

外構工事の費用内訳は、主に3つです。

  • 材料費
  • 設計費
  • 工事費

詳しく見ていきましょう。

材料費

外構工事に必要な材料の費用です。

コンクリートや石材、木材などの種類や品質によって、費用が変動します。

コンクリート打設時に、主に使われる材料は以下です。

  • セメント
  • 骨材
  • 型枠
  • 鉄筋
  • ワイヤーメッシュ

コンクリートを打設する箇所や用途により、材料費は変動します。

設計費

庭や駐車場、通路などのデザインやレイアウトを決定するための費用です。

専門家に依頼する場合や、独自のアイデアを取り入れる場合など、設計費はさまざまな要素によって変動します。

工事費

外構工事を実際に行う際の費用です。

施工業者、工事の規模・期間によって、工事費は大きく変わることがあります。

依頼する外構業者によって金額が違う為、事前に相見積もりすることをオススメします。

外構工事費用の相場

駐車場・アプローチ

駐車場の外構工事でコンクリートを使用する場合、費用相場は、1平方メートルあたり約8,000円とされています。

駐車場から玄関までのアプローチ部分の外構工事においても、コンクリートを使用する場合は、約20〜30万円前後が相場となります。

コンクリートを使った駐車場やアプローチのメリットは、耐久性が高く掃除がしやすいという点です。

一方、デメリットとしては、雨の日に滑りやすくなること。

ただし、これらの相場は一般的な目安であり、実際の駐車場やアプローチの規模・形状、施工方法などによって費用が大きく変動することがあります。

地盤の状態や排水設備、仕上げ素材の種類や色味など、費用に影響を与える要素です。

そのため、正確な費用を知るには、現地調査や見積もりが必須。

外構工事を検討する際は、複数の業者から見積もりを取り、適切な費用を把握しておくことが大切です。

庭園・テラス

庭園やテラスの外構工事でコンクリートを使用する場合、費用相場は、1平米あたりの8,600円~12,000円とされています。

コンクリートで庭園やテラスを施工するメリットとして、耐久性が高く、雑草対策が不要になる点が挙げられます。

一方、デメリットとして、夏場に照り返しが強くなることがあります。

これにより、庭園やテラスが暑く感じることがあるため、環境やデザインによっては、他の素材を検討することも視野に入れておきましょう。

塀・フェンス

堀の外構工事でコンクリートを使用する場合、費用相場は、10㎡の範囲でブロックを設置する場合、10〜15万円とされています。

フェンスを設置する際にかかるコンクリート費用の相場は、長さ10mのフェンスで約20〜30万円となります。

コンクリートで堀やフェンスを施工するメリットは、プライバシーが確保できること、家の外観を変えられる点です。

これにより、住まいの印象が大きく変わり、セキュリティ面でも安心感が増すでしょう。

ただし、デメリットとして、風通しが悪くなることや圧迫感を感じることがあります。

これらの点を考慮し、堀やフェンスの設置を検討する際には、デザインや素材の選択を慎重に行いましょう。

外構工事費用を抑える方法

シンプルなデザインを選ぶ

シンプルなデザインを選ぶことで、外構コンクリート工事の費用を節約することが可能です。

シンプルなデザインを選ぶ理由は、主に次の3つです。

  1. 施工に必要な時間が短縮できる
  2. 材料費を抑えることができる
  3. メンテナンスがしやすくなる

無駄な費用の削減

外構コンクリートの工事費用を抑えるためには、以下のポイントに注意しましょう。

  1. 材料のロスを最小限に抑える
  2. 建設現場での作業員の無駄な待機時間を避ける
  3. 施工工程を最適化し、工期を短縮する
  4. エコな材料や設備を使用し、光熱費を節約する

複数の見積もりを比較

工事費用を抑える方法として、シンプルなデザインを選ぶだけでなく、無駄な費用の削減もポイントです。

複数の見積もりを比較することで、外構工事費用を節約できることがあります。

外構業者ごとに価格やサービス内容が異なるため、比較することで適正価格を把握することができます。

適正価格を把握した上で、外構業者と交渉することにより、費用の削減を実現できる可能性が見えてきます。

外構工事費用を抑えることができる為、見積もりは複数の外構業者から取っておきましょう。

まとめ

外構費用は業者や施工内容によって変わるため、複数の見積もりを取ることがポイントです。

事前に相場を把握しておくことで、トータル費用の詳細なシミュレーションができます。

工事を依頼する前には、外構業者の実績や口コミを確認し、相性の良い業者を選ぶことが大切です。

SNSでシェア
  • URLをコピーしました!
目次