【 TOP3】失敗しない目隠しフェンスの選び方をプロが解説

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外構エクステリア商品において、購入、設置後に後悔してしまうことが多い人気アイテム。

それが目隠しフェンスです。

本記事では、目隠しフェンスの正しい選び方、後悔しないポイントを解説します。

目次

目隠しフェンスの選び方

目隠しフェンスの後悔しない選び方を実践する上で、必ず大切になってくる視点や考え方は、

  • 住宅外構デザインから素材を考える
  • 調和性の観点からパネルデザインを考える
  • 遮断対象との距離から目隠しレベルを考える

上記の3つのポイントに分けられます。

以下に、それぞれを解説します。

ポイント1:住宅外構デザインから素材を考える

目隠しフェンスの選び方、その1は「 住宅外構デザインから素材を考える 」です。

目隠しフェンスを選んでいく上で、まず欠かせないのが、素材の選定です。

素材の種類、ジャンルのニュアンスで分けて考えると、実はそこまで多くはありません。

代表的なところで言えば、

  • アルミ製
  • スチール製
  • 天然木製
  • 木樹脂製
  • スクリーンパネル製

などが挙げられます。

目隠しフェンスを正しく選ぶためには、まずは素材を絞っていく必要があり、鍵となるのが住宅と外構のデザインです。

新築物件などで、まだデザインが明確に決まっていない段階だとしても、抜本的な部分はある程度、固まっている状況が理想ですね。

住宅と外構のデザインをよく分析してみると、自然とその中にマッチする素材のヒントが見え隠れしているでしょう。

例えば、住宅が洋風でカジュアル、柔らかい雰囲気、外構デザインはナチュラルで、色彩豊かな感じ、このような雰囲気であれば、フォーマルでシック、冷たい雰囲気になりそうなアルミ製、スチール製のフェンスとは相性が悪そうです。

かと言って、高級感の漂うスクリーンパネル製も浮いてしまいそうです。

そうなると、ナチュラルテイストの木製か、似た雰囲気も持ちつつメンテナンス不要という木製樹脂製か、という2択まで絞ることができますね。

目隠しフェンスの素材は、このように絞っていくと、後悔するリスクが下がるでしょう。

ポイント2:調和性の観点からパネルデザインを考える

目隠しフェンスの選び方、その2は「 調和性の観点からパネルデザインを考える 」です。

目隠しフェンス選びで、次に大切になってくるのが、パネルデザインをどうするかです。

  • 横板タイプ
  • 縦板タイプ
  • 横格子タイプ
  • 縦格子タイプ
  • スクリーンパネルタイプ

など、パネルデザインをどれにするかによって、外観の印象は大きく変わってきます。

このパネルデザインを選ぶときに大切なのが、目隠しフェンスの周辺にあるエクステリア商品や建物との調和です。

例えば、建物の玄関前に縦格子タイプのスクリーンが入っているとか、要所要所のデザインの特徴を細かく見ていくことで、どのタイプの目隠しフェンスにすれば調和性が高まるのかを見ていくと良いでしょう。

また、調和性と言っても、全てのタイプを統一して同じデザインにすれば正解かというと、そうとも言い切れないのが外構デザインの面白いところですね。

例えば、住宅の外周フェンスのデザインが、横板タイプだったとして、アプローチに玄関ドアを隠すための目隠しフェンスを設置しようとした場合、あえて縦格子タイプの目隠しフェンスを選ぶことで、メリハリがつきアプローチ空間を際立たせることができます。

外周フェンスと完全にタイプの違う縦格子タイプを持ってくるのではなく、木調部分はリンクさせたりと、若干、調和性を持たせつつ変化をつけることがポイントです。

ポイント3:遮断対象との距離から目隠しレベルを考える

目隠しフェンスの選び方、その3は「 遮断対象との距離から目隠しレベルを考える 」です。

目隠しフェンスを設置する場合、「 あそこからの視線を遮断したい 」という視線の遮断対象があります。

玄関ドアを開けたときに、目の前の道路を歩く人の視線を遮断したい、庭に出た時お隣さんの視線を遮断したいなど。

視線の遮断対象は、住宅や近隣の環境によって距離が変わってきます。

仮に、玄関のドアを開けたときに遮断したい視線が、アプローチや駐車場などの、さらに先に道路があるパターンであれば、遮断対象までの距離は、5〜7メートル以上はありそうです。

一方で、お庭に出たときに遮断したい視線は、すぐ隣に建物があるパターンであれば、距離は2~3メートルといった短距離である可能性が高いです。

目隠しフェンスの目隠しレベル(視線遮断率)は、対象距離が短いほど目隠しレベルを上げて、見えにくくする必要があり、

また、距離が長いほど目隠しレベルを下げて、光や風を通り抜けやすいようにすると良いでしょう。

このように目隠しレベルを選択するときは、

  • どこからの視線を遮断したいか
  • そこから住宅までの距離はどれくらいか

の2点をしっかりと意識することが大切です。

まとめ

本記事では、目隠しフェンスの後悔しないための選び方を紹介しました。

また、その他の視点から「 目隠しフェンスの基礎知識、種類、選び方 」などを紹介した記事もありますので、併せて参考にしてみて下さい。

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