【 外構あるある 】玄関づくりの失敗事例4選を紹介、階段とスロープどっちがいい?

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「 新築外構を検討しているけれど、玄関に階段は必要なのか?」

「 玄関階段とスロープはどちらが良いのか? 」

玄関階段 or スロープで悩んでいるそこのあなた!

本記事では安心・安全で快適な玄関階段づくりのポイント、あるある失敗事例4選を解説します

ぜひ、参考にしてください。

目次

玄関階段は本当に必要?住人と来客から見たデザインの考え方

場所によっては、建物と駐車スペースの間に高低差が生じ、玄関階段やスロープの導入を考える必要があります。

しかし、この高低差が微妙な場合、どちらを選ぶべきか迷う方も多いようです。

階段にするべきか、それともスロープにするべきか、その選択について考えてみましょう。

スロープ 〜 門扉から玄関までの部分に設けられた、緩やかに傾斜した通路。

一見すると、2~3段の玄関階段を設置するよりも、スロープの方が利便性が高いと感じるかもしれません。

しかし、家族だけでなく来客も利用する門から玄関への「 アプローチ部分 」は、全ての人にとって快適であることが重要です。

急勾配のスロープは、特に高齢者にとって足元が不安定になることがあります。

雨の日には滑りやすくなる可能性もあります。

小さな段差だからといって、すぐにコンクリートでスロープを作るという判断は、慎重になるべきです。

たとえ2~3段程度の高低差であっても、家の状況によっては、玄関階段を設置することをおすすめします。

玄関階段の設計で後悔しないための4つのポイント

よくある失敗ポイントを、ここで4つご紹介します。

階段の高さや段差選びを失敗してしまった

日常生活で、階段が登りにくいと感じた経験はありませんか?

一般的に、屋外に設置する階段では、足を置く面が30センチメートル以上、側面が15センチメートル以下であることが望ましいとされています。

一方、家の階段では、足を置く面が15センチメートル以上、側面が23センチメートル以下であることが望ましいとされています。

この微妙な高さと段差の違いは、玄関階段では靴を履いて上り下りすることを考慮しているからです。

室内と屋外で同じ高さの階段にすると、使用感に違和感が生じる可能性があります。

スペースの都合で階段の高さを途中で変えてしまうと、転倒のリスクもあります。

玄関階段の設計では、その場所が屋外であることを考慮しましょう。

階段が7~8段に及び距離が長くなる場合は、中間に踊り場を設けることで安全に移動することができます。

踊り場 〜 階段の途中に設けられる平らなスペースのことを指します。一般的には、2つ以上の階段をつなぐ場所や、長い階段の中間に設けられます。

滑りやすい素材を選んでしまった

雨や雪が降る日もあるので、滑りやすい素材を玄関階段に使用すると、非常に危険です。

おすすめは「 洗い出し仕上げ 」です。

これはコンクリートと石を混ぜたもので、階段だけでなく、アプローチ全体にも使用できるため、一貫したデザイン感が出ます。

もしタイルを使用したい場合は、滑りにくい加工が施された、玄関用のタイルを選ぶことをおすすめします。

手すりやスロープをつけなかった

玄関階段の段数が多い場合や、家族に高齢者や子どもがいる場合は、手すりやスロープの設置を検討しましょう。

健康な大人であれば2~3段程度は気にならないかもしれませんが、年齢や身体能力によっては、手すりがないと転倒や落下の原因になり得ます。

家族が車椅子を使用していたり、将来的にその可能性があるのであれば、スロープの設置は必須です。

自転車を家の中に保管したいのであれば、自転車専用の細いスロープを設けることをおすすめします。

玄関階段の設計やデザインは、現在の家族のニーズだけでなく、将来の変化も見越して行うことが大切です。

夜間に足元が見えずに危険だった

多くの場合、屋外の照明だけでは玄関階段まで照明の光が届かないことがあります。

昼間は十分に明るいアプローチでも、夜になると光が届かず、転倒リスクを高める可能性があります。

そのような状況に対処するために、ポールライトやスポットライト、埋め込みライトを使用し、玄関階段を照らすことをおすすめします。

安全性を向上させるだけでなく、住宅の外観にも雰囲気を演出できます。

まとめ

新築やリフォームを計画する際、建物やエクステリアのデザインには細心の注意を払いつつも、玄関階段の設計はしばしば見落とされてしまいます。

見た目やスタイリッシュさを優先しすぎて、実際には通りにくい設計を選んでしまうこともあります。

家族だけでなく、お客さんも安心して出入りできる玄関階段を取り入れたい場合は、経験豊富で専門知識を持つ外構業者に相談することをおすすめします。

実際の施工例や住宅を見学することで、より具体的なイメージがしやすくなるでしょう。

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