やってはいけない外構プランの事例5選!【 これはNG 】

  • URLをコピーしました!

外構のプランニングは、単純な作業ではありません。

依頼者の理想をカタチに変えるためには、専門知識と熟練の技術が必要です。

しかし、プロの外構業者であっても、時として誤った選択肢をお客さんに提案してしまうことがあります。

本記事では、外構プランでよくある失敗とその対策を解説します。

後悔しない外構を実現してください。

この記事で解決できること
① 失敗しやすい外構事例が分かる。

目次

外構プランを業者に丸投げはNG

プランを外構業者に全て任せてしまうのは避けましょう。

外構に必要な設備は、住む人々のライフスタイルによって異なります。

したがって、自身の生活スタイルを考慮せずにプランを進めると、外構業者があなたの日常生活に必要な動線を考慮しない提案をする恐れがあります。

ですから、依頼前には自らしっかりと外構について考え、納得のいくプランを作り上げる努力が必要です。

過剰なバリアフリー対策はNG

バリアフリー設計を過度に重視することも注意が必要です。

特に玄関前にスロープを設置する際は、その必要性を慎重に判断し、本当に必要かどうかをよく考えてから設置を決定しましょう。

スロープの設置はスペースを取る上、機能性だけでなく見た目にも影響を与えることがあります。

そのため、スロープ設置の代わりに手すりを設置するなど、他の選択肢も検討してください。

また、将来的に車椅子を使用する可能性がある場合でも、介護保険や補助金を利用して後から設置することが可能です。

北向き玄関の外構デザインに注意する

北側玄関の外構では特に注意が必要です。

この方向は日当たりが悪く湿気が溜まりやすいため、天然石や洗い出しコンクリートなどの装飾材料を使用すると、汚れやすくメンテナンスが大変になる可能性があります。

簡単に掃除ができ、汚れが目立たない素材を選ぶと良いでしょう。

黒色の素材選びに注意する

黒色を用いることで外構に高級感を加えたい方は、素材選びに注意が必要です。

黒色のタイルやコンクリートブロックは、美しくエレガントな雰囲気を演出できますが、特有の注意点も把握しておく必要があります。

黒色タイルの注意点

黒色のタイルを玄関アプローチに採用することで高級感を引き立てることができます。

しかし、シックな外覧を実現しつつも、雨汚れや泥はねによる汚れが目立ちやすい特性があります。

汚れを定期的に清掃し、タイルの美観を保つことが重要です。

黒色コンクリートブロックの「 白華 」問題

黒色のコンクリートブロックも、タイルと同様に維持管理が重要です。

特に石灰成分が表面に露出しやすく、時間の経過とともに白く目立つ「 白華 」が発生する可能性があります。

これを防ぐためには、汚れ防止の対策として、例えばブロック塀の前に装飾石を配置する、アートウォールを取り入れるなどの工夫が必要です。

駐車場デザインは慎重に計画を練る

駐車場のデザインは、慎重な計画が必要です。

特に床材の選択においては、おしゃれなデザインを選ぶ際には注意が必要です。

駐車場は日常的に使用されるため、デザインだけでなく機能性も重視したプランニングが求められます。

駐車場の床材選び:耐久性とデザインを両立させるコツ

おしゃれなタイルを床材として選んだ場合、車の重量によってタイルが割れたり、塗装がはがれたりする可能性があります。

そのため、床のデザインにこだわるよりも、他の対策を検討することをお勧めします。

対策は以下の通り。

タイルの設置位置を工夫 〜 タイヤが直接接触しない部分にタイルを設置することでダメージを防ぎます)

カーポート屋根に費用を投下 〜 カーポートの屋根にコストをかけてデザイン性を高めることで、インパクトのある外構を実現できます)

耐荷重性の高い素材選び 〜 車の重量に耐えられる耐荷重性の高い素材を選ぶことで、長期間にわたって駐車場を維持できます)

まとめ

外構のデザインを計画する際は、失敗を避けるために慎重な検討が必要です。

魅力的な外構デザインも、実際の生活スタイルや環境に合っていなければ意味がありません。

失敗しない外構プランを作成するためには、具体的な生活状況を考慮しながらプランを練ることが重要です。

環境やライフスタイルに合った外構デザインを選ぶことで、快適で機能的な空間を実現できます。

SNSでシェア
  • URLをコピーしました!
目次