事前に知っておきたい!庭のリフォームに費用はいくら必要なのか?

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庭リフォームの費用相場や工事内容を知りたいあなたへ。

本記事では、庭のリフォーム前に知っておきたい事前知識を中心に解説していきます。

ぜひ参考にしてください。

目次

庭を整地する

整地とは、未整備の庭の地面を整える工程のことを指します。

整地は、庭リフォームにおいて重要な役割を果たします。

整地のメリット

整地のメリットは、見た目の向上です。

露出した土や雑草を除去し、砂利を敷き、芝生を張るための基盤を整えます。

水はけが良くなり、土壌改良も行えるので、庭に水溜りができにくくなります。

工事内容

整地の工程は、以下の通りです。

  1. 庭の整備(掘削・雑草抜き)
  2. 転圧
  3. 残土処分

まず、地面を平らにするために掘削や雑草抜きが行われます。

手抜きをすると、地面が不均一になったり、雑草が生えることで見栄えが悪くなります。

整備した地面に砕石を敷き詰め、転圧を行い、勾配と水平な地面を作ります。

これにより、敷地内の段差が解消され、水はけが改善されます。

最後に、整地で発生した土や雑草などを処分し、工程を完了します。

整地の費用相場は?

整地の費用相場は、1㎡あたり約2,500〜5,000円です。

一般家庭の庭は約10㎡なので、費用は25,000円〜50,000円程度が目安となります。

ただし、庭の整地費用は、使用する重機や庭の広さによって変わりますので、ご注意ください。

庭に砂利を敷き詰める

「 砂利を敷き詰める 」とは、整地で用いた砕石とは別に、庭に砂利を敷き詰める作業のことを指します。

砂利を敷き詰めるメリット

砂利を敷き詰めることは、防犯対策に効果的です。

さらに、防草シートを敷くことで雑草対策もできます。

砂利は軽く動きやすいですが、デザインに工夫を凝らすことで、おしゃれな外観も演出します。

工事内容

砂利を敷き詰める工事内容は、以下の通りです。

  1. 防草シートの敷設
  2. 砂利の敷き詰め

庭リフォームで砂利を敷き詰める際、最初に防草シートを敷きます。

地面に直接砂利を敷くと、太陽光が雑草に届き、砂利の隙間から雑草が生えやすくなりますが、防草シートを敷くことで太陽光を遮断し、雑草の成長を抑制できます。

最後に、好きなデザインの砂利を防草シート上に敷き詰めて完成です。

費用相場

砂利敷き詰めの費用相場は、1㎡あたり約500円が目安です。

一般家庭の庭の広さが10㎡程度であることを考慮すると、費用は平均5,000円になります。

砂利や防草シートの費用は比較的低いので、予算を抑えられるでしょう。

庭に芝生を張る

「 芝生を張る 」とは、整地された地面に、砂利敷きのような方法で芝生を敷き詰める作業のことを指します。

芝生を張るメリット

メリットは、使用する芝生が天然芝か人工芝かによって異なります。

天然芝のメリットは、美しい見た目が魅力です。

芝生は太陽光で成長するので、踏まれてもクッション性が失われません。

さらに、人工芝の10分の1の費用で施工できる点も魅力的。

一方、人工芝のメリットは、メンテナンスの手間が少ないことです。

樹脂などで作られているので、芝生は太陽光で成長せず、長さを揃える手間がかかりません。

天然芝より耐久性が高く、長持ちしやすいです。

工事内容

芝生を張る工事内容は、以下の通りです。

  1. 土づくり
  2. 防草シート敷き
  3. 芝生の貼り付け

天然芝を使用する場合、まず適切な土づくりが大切です。

良い土づくりがされていないと、芝生が枯れたり、ムラができる原因になります。

一方、人工芝の場合は、整地後の地面に防草シートを敷きます。

隙間なくシートを敷くことがポイントで、隙間から雑草が生えると、メンテナンスに手間がかかります。

費用相場

芝生を貼り付ける際の1㎡あたりの費用相場は、天然芝が2,500円、人工芝が4,000円程度。

一般家庭の庭が約10㎡であることを考慮すると、天然芝では約25,000円、人工芝では約40,000円の費用が目安です。

天然芝は、人工芝に比べて低価格で設置できますが、寿命が約7年と言われているので定期的な交換が必要です。

庭にサンルームを設置する

サンルームは、屋根や壁面をガラス張りにし、太陽光がたっぷり入るように設計された部屋のこと。

サンルームを設置するメリット

サンルームの設置により、屋内で難しい家事、趣味を楽しめます。

太陽光が常に当たるサンルームでは、洗濯物が早く乾き、夏の急な雨や虫の侵入などの問題も解消されます。

温室としても利用でき、ペットの飼育や植物の栽培など、趣味スペースとしても活用できますね。

工事内容

サンルームの設置には、以下の工事が必要です。

  1. 基礎工事
  2. 防水工事
  3. 組み立て

サンルームの壁面はガラスやアクリル板でできており、通常の建物よりも耐久力が低いので、強風に対応できる基礎工事が不可欠です。

さらに、サンルームは複数の部品を組み合わせて設置されるので、接合部からの雨漏りを防ぐために防水工事が必要です。

費用相場

サンルームの費用相場はおおよそ50万円です。

各社が様々な製品を販売しており、サンルームの広さやオプションの選択によって費用は変わります。

設置を検討する際は、複数の外構業者から見積もりを取り、比較検討しましょう。

庭にウッドデッキを設置する

ウッドデッキとは、木材や木材と樹脂を混合した合成木材を使用し、庭や建物周辺に設置される床やテラスのこと。

ウッドデッキを設置するメリット

ウッドデッキは、建物周辺や庭に設置される開放的なスペースで、天気の良い日に読書や家族・友人との食事など、さまざまな楽しみ方ができます。

建物に隣接していれば、洗濯物を干すなど、多目的に活用できるメリットがあります。

工事内容

ウッドデッキ設置の工事手順は、以下のようになります。

  • 床下の整備
  • 束柱・床板の設置

最初に整地や防草シートの敷設、土間コンクリートの打設などを行います。

この段階で、束柱の土台となる束石も設置します。

束柱を土台に固定し、床板を設置してウッドデッキが完成します。

オプションで屋根などを追加する場合、それに伴う追加工事も必要です。

費用相場

ウッドデッキを設置する際の費用相場は、30〜40万円前後です。

ただし、費用は設置条件や材質、面積、オプションによって変動します。

費用を抑えたい場合は、木材と樹脂を混合させた合成木材ではなく、木材のみを使用すると良いでしょう。

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