知らないと後悔する庭作りの注意ポイント3選!
本記事では、お庭作りでよくある勘違いについて解説します。
お庭の計画を立てる上で、最も危険なこと、それが勘違いによる選択ミスです。
この注意点をあらかじめ知っていたら、お庭は全くの無駄のない上質で素敵なものに仕上がるでしょう。
お庭作りの注意ポイント3選

よくあるお庭作りの勘違い(注意点)は、
- 常緑樹の落葉
- タイルデッキの高さ制限
- ルーム系アイテムとタイル壁の相性
の3つです。
以下に、それぞれを解説します。
注意点1:常緑樹の落葉
注意ポイント1つ目は、「 常緑樹でも落葉する 」ということです。
お庭に緑が欲しい時、植栽選びはとても重要なテーマですよね。
季節の移り変わりで紅葉していき、冬になると一気に葉を落とすものを落葉樹と言います。
それに対して、常緑樹が併せて植えられることがあります。
常緑樹は、文字通り、年中、青々とした葉がついている樹木のことで、落葉樹とは違い、一気に紅葉して葉を落とすということがありません。
そのため、この両方の種類をバランスよく植えることで、年中、植栽を楽しめるのです。
ところで、この常緑樹は、葉が落ちない木である、と思われがちですが、実はしっかりと落葉します。
樹木全体で見れば、少しの古い葉と、多くの新しい葉が混在しているので、常緑に見えるというわけです。
落ち葉の清掃が不要となるわけではないので、ぜひこのポイントを知っておきましょう。
注意点2:タイルデッキの高さ制限
注意ポイントの2つ目は、「 タイルデッキの高さには制限がある 」ということです。
お庭に、タイルデッキや人工木デッキを設置したい時に、量者の大きな違いは、高さ制限です。
デッキの高さを決めるに当たって、ベストは屋内のフローリングの高さと同じにすることですよね。
つまり、デッキの高さというのは、自然に掃き出し窓サッシの、下ギリギリの位置になってきます。
しかし、タイルデッキの場合、設置できる高さは、建物の基礎上部についている、水切り下までとなっています。
そのため屋内のフローリングの高さから見ると、一段下がった位置になり、どうしても一段降りたり登ったりという動作が必要となってしまいす。
この段差問題を解消したい場合は、「 テラスエッジ 」という部材を使用することで、解決することもできますが、その分、コストが増してくるので、最終的に人工木テラスに変更されるというケースが多々あります。
特に、小さな子どもや高齢者が住んでいる家は、高低差が重要なポイントとなりますので、こだわる必要があるでしょう。
注意点3: ルーム系アイテムとタイル壁の相性
注意ポイント3つ目は、「 ルーム系アイテムとタイル壁の相性は悪い 」ということです。
ガーデンルームやテラス囲いという外構アイテムは、お庭作りで人気の高い存在です。
しかし、外部空間に新たな空間を増設するという夢のアイテムだからこそ、設置するからには何としても回避したい問題があります。
それは、雨による水漏れです。
ルーム系アイテムは四方八方を囲ってしまうため、雨水の侵入に対しては、許容しがたい傾向にあります。
では、どのような住宅だと、このような雨漏りリスクが高いのか。
結論としては、外壁にタイルを使っている住宅は、非常に雨漏れを起こしやすい危険性があります。
なぜなら、タイル壁は、その下地を伝って雨水がルーム内に侵入する可能性が高く、防水用のコーティング処理でも、完全な止水は困難であるからです。
雨漏りで一番多いケースは、ルーム内の壁を伝って降りてきた雨水が、そのままルーム内の床に流れるパターンですね。
夜中に雨が降っていて、朝方、ルーム内を覗いてみたら、床が濡れていた、というイメージです。
多少、濡れても構わないという場合は問題ありませんが、セカンドリビングとして活用したい方は、住宅の外壁がルーム系アイテムと相性が合っているかどうかを確認する必要があるでしょう。
設置する際は、ぜひエクステリア業者に相談してみて下さいね。
まとめ
本記事では、外構作りでよくある注意点について解説しました。
外構計画を立てていく前に、絶対に知っておくべきポイントなので、ぜひ活用してみてくださいね。