庭作りのNGポイント5選!【 絶対に避けたい 】
外を散歩している時に、雰囲気が良いお家だなあ、こんな感じのお庭にしたいな、と思うことがありませんか?
しかし、機能性やデザイン性に問題があることも、しばしばですよね。
本記事では、事前に知っておきたい、庭づくりにおいてのNGポイントについて解説します。
お庭作りのNGポイント5選

お庭作りで絶対に真似したくないNGポイント(注意点)は、
- 目隠し目的で植栽を植えている
- 完全目隠しタイプのフェンスを全方位に設置する
- ウッドデッキのサイズで活用範囲が限定されている
- 立水栓がうまく活用できていない
- 天然芝メインのお庭にしてしまう
の5つです。
以下に、それぞれの問題点を解説します。
NG1:目隠し目的の植栽
お庭作りのNGポイント1つ目は、目隠し目的で植栽を植えること。
お隣さんとの境界に植栽を植えて目隠しをした場合、植えた直後は効果を発揮しますが、植栽が成長するにつれてお隣さんの敷地内に枝や葉がはみ出したり、落ち葉が落ちたりして、トラブルの原因ともなりかねません。
「 隣人 」をテーマにした不穏な映画は数多くありますよね。
トラブルを他人事として、観賞できるかどうか、筆者も自信ありません。
スリラー映画のような展開は極端ですが、お隣さんとの境界付近は、できるだけ目隠しフェンスなどを設置して、将来起こりうるリスクを回避しておくと良いでしょう。
NG2:完全目隠しタイプのフェンスを全方位設置
NGその2は、完全目隠しタイプのフェンスを全方位に設置すること。
お庭をプライベート空間として活用していく上で、目隠しフェンスは、必須アイテムとも言えますが、完全に外部が見えないスキマなしタイプで庭全体を囲っている場合があります。
- お隣さんとの距離が近い
- 全方位からの視線が気になる
という場合は、適切な選択ですが、そうでなければ改善の余地があるでしょう。
何故なら、完全目隠しタイプだと、どうしても日光を遮ってしまうため、庭に影が多くなり、影や湿気が多くなる可能性があるからです。
なので、完全目隠しタイプだけでなく隙間が空いているタイプのものをうまく使い分けると良いでしょう。
NG3:ウッドデッキのサイズで活用範囲が限定
NGその3は、ウッドデッキのサイズで活用範囲が限定されていること。
広めのお庭の場合、掃き出しサッシが2箇所あるのに、ウッドデッキが1つしか設置されていないことがあります。
- 新築購入時に最初から計画されていた
- 設置の段階では片方からの出入りしか想定していなかった
などの理由が挙げられますが、結論から言えば、ウッドデッキは掃き出しサッシの数に合わせてサイズを広げることがベストです。
何故なら、お庭に出られるルートが複数になり、屋内外の出入りもスムーズになるからです。
せっかくウッドデッキを設置するならば、お庭空間を最大限に楽しく活用したいですね。
NG4:立水栓がうまく活用できていない
NG4つ目は、立水栓がうまく活用できていないこと。
お庭に欲しいアイテムの1つが、オシャレな立水栓です。
これをどこに置くかによって、お庭で活用できるかどうかが決まってきます。
例えば、樹木の近くに設置するか、雑草対策のされていないエリアに設置すると、立水栓の周りは落ち葉や雑草であふれてしまいますよね。
定期的な掃除ができれば大丈夫ですが、なかなか大変な作業になります。
可能であれば、初めに設置を計画する段階で、落ち葉などのゴミがたまらないエリアを選ぶことをオススメします。
NG5:天然芝メインのお庭にしてしまう
NG5つ目は、天然芝メインのお庭にしてしまうこと。
- 庭にこだわりがない
- 定期的なお手入れをしたくない
という方には、天然芝メインのお庭は、あまりオススメできません。
何故なら、
- 定期的な芝刈りなどのメンテナンスが必要となる
- 天然芝と混じって雑草も生えてくる
という理由のためです。
結局、後になって、全面砂利敷きに変更したり、土間コンにしてしまうケースも少なくありません。
天然芝は、癒しをもたらしてくれますが、お手入れが必要であることを念頭におきましょう。
お手入れはしたくないけど、癒しが欲しいという方には「 人工芝 」がオススメですよ。
まとめ
本記事では、オススメできない庭づくりのポイントを解説しました。
リスクを事前に回避することで、失敗や後悔は激減するでしょう。
上記の注意ポイントに気をつけながら、理想のお庭作りを楽しんで下さいね。