不便なお庭を素敵なお庭に変えるコツを解説!【 劇的ビフォーアフター 】

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本記事では、狭くて不便なお庭を、素敵なプライベート空間に作り変える方法を紹介します。

そのためには、いくつかのポイントをクリアすることが大事です。

実際の例を挙げながら、シュミレーションしてみましょう。

目次

お庭を活用できていない問題点と原因

お庭をうまく活用できていない問題点には、

  • 植栽の使い方
  • 境界の法面(のりめん)仕上げ
  • 外部の視線

の3つが挙げられます。

以下に、それぞれを解説します。

問題点1:植栽の使い方

お庭が道路沿いの目立つ位置にある場合、その庭を囲うような形で高木を植えて、ちょっとした目隠しのような使い方をしたりすることがあります。

しかし、そのような目的で植栽を植える場合は、どうしても本数が多くなってしまい、定期的なメンテナンスをしていかないと、植栽はどんどん成長していきます。

その結果、お庭のスペースを圧迫するという事態に陥ってしまいます。

また、お庭が日陰になる時間も増え、どうしても暗い場所が生じてしまったり、虫が出やすくなります。

お庭の植栽は、あくまで観賞用として、樹木の成長を楽しめる位置に植えることをオススメします。

問題点2:境界の法面(のりめん)仕上げ

これはお庭と道路の境界部分で、よく多用されています。

道路とお庭で、ある程度の高低差がある場合、天然芝でなだらかな坂(法面)を作り、お庭と道路の間をうまく繋げるという方法です。

価格面、外観面でもオススメです。

ただし、一方で、この法面はデッドスペース(何もできない場所)となってしまうため、お庭のスペースが本来の機能を発揮できません。

何となくお庭が狭いと感じている方は、法面が原因になっていないかどうかに、注目すると良いでしょう。

法面(のりめん)〜 自然の土地に人工的な手を加えてつくられた斜面。

問題点3:外部の視線が気になってお庭に出る気になれない

これは、お庭が住宅の表側や側面に配置されているときに、ありがちですね。

特に、角地の住宅などで、お庭が住宅の正面側にあるような場合は、どうしても外部の人通りや、車通りが多くなるため、より視線が集まりやすいです。

せっかく素敵なお庭が作られたとしても、外からの視線が集まる状況では、なかなかゆっくりとリラックスすることは難しいですよね。

このような問題ができてしまう原因は、的確な目隠し対策ができていないからだと言えるでしょう。

お庭を活用する解決策は?

解決策1:植栽と法面

先述の通り、お庭が狭く感じられてしまう原因は植栽と法面にありましたね。

今回のシュミレーションでは、植栽を1本だけ残し、他はすべて根っこから撤去してみます。

その上で、デッドスペースであった法面を壊し、境界線ギリギリの位置にブロック塀を作って、お庭のスペースを最大化させます。

お庭の中は、雑草対策で防草シートを敷き詰め、メンテナンスなしでお庭を楽しめるように人工芝を貼るようにします。

解決策2:視線問題

次に外部からの視線問題の解決策として、視線遮断率の高いアルミ製目隠しフェンスを、お庭の3方向を囲うようにして、プライベートな空間を確保します。

この際、フェンスの高さは、道路の高さが一段低くなっているため(法面を壊したから)、高低差に注意が必要です。

通常、目隠しフェンスは高さ1.8メートルが目安ですが、今回のケースでは道路が段落ちしているため、1.8メートル以下のフェンスで、必要以上に高くしない方が最適ですね。

以上、問題点を解消することで、不便だったお庭が素敵なお庭に変身しました。

外構業者とリガーデン計画を相談するときにも、まずは具体的にシュミレーションをしてみると良いですね。

まとめ

本記事では、狭くて不便なお庭を、素敵なプライベート空間に作り変える方法を、シュミレーションしてみました。

これからお庭をリガーデンする方は、

  • 植栽と法面の問題の解決
  • 目隠しフェンスの採用

の2点を検討すると良いでしょう。

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