外構砂利の費用相場とおしゃれな事例を紹介!
外構砂利は、自宅の柵や門扉、庭や車庫周辺に敷き詰められる砂利で、外観をおしゃれに変える効果があります。
防犯対策や庭のぬかるみ防止、雑草対策にも役立ち、ヒートアイランド現象の抑制にも寄与します。
外構工事で使用される砂利は、「 化粧砂利 」と呼ばれ、豊富な色や模様で美しい見た目を実現します。
庭のアプローチやガーデニングにも用いられる化粧砂利で、魅力的な外観を作りあげましょう。
外構砂利(費用相場・施工工程)
施工業者に依頼をした場合、1㎡あたり平均2,000円~7,000円です。
30㎡だとすれば、約60,000円~210,000円ほどになる計算です。
㎡=平米、平方メートルと読みます。例)1㎡=縦1m、横1mの正方形と同じ面積。
費用相場は、砂利の種類や厚み、運搬料によって変動します。
詳しい価格は、複数業社から相見積もりを取り、外構業者に相談すると良いでしょう。
外構砂利の作業は、以下の工程です。
- 草刈り
- 床ならし
- 除草シート敷き
- 砂利敷き
この工程により、外構砂利が美しく保たれます。
砂利外構を外構業者に依頼する際の手順は、面積(必要な砂利の量が分かる)を計算しましょう。
以下は、計算式です。
縦の長さ(m) × 横の長さ(m) = 面積(㎡)
砂利の量が決まり次第、施工業者に依頼して作業を開始します。
この作業は、4つの工程で進みます。
草刈り
施工場所に除草剤を撒き、生えている雑草を刈ります。
除草剤を撒くことで、雑草の成長速度を抑える効果に期待でき、施工後もより長く綺麗な状態を保てます。
床ならし
転圧機を使い、施工場所の地面を均一な厚みにします。
地面を固めることにより、水で砂利が沈むのを抑えます。
除草シート敷き
除草シートを敷きます。
除草シートは、雑草が生えるのを防ぐシートで、大量に雑草が生え、見栄えの悪い状態になることを防ぎます。
砂利敷き
除草シートの上に砂利を敷き詰め、厚みが均等になるように慣らします。
砂利敷きに最適な目安は、約4〜5センチです。
外構砂利の費用相場は?
一般的な砂利の価格を紹介します。
購入先により金額に差があるため、目安として覚えておきましょう。
白御影砂利(6mm~10mm)/ 10kg | 約2,000円 |
玉砂利(約3㎝)/ 10kg | 約2,000円 |
ピンク砂利(約9mm)/ 10kg | 約3,000円 |
伊勢砂利(6mm~10mm)/ 10kg | 約1,500円 |
6号砂利(5~13mm) / 10kg | 約2,800円 |
黒砂利(10~16mm)/ 10kg | 約3,000円 |
「 一度敷いたら終わり 」ではない!外構砂利はメンテナンスが必要
外構に敷く砂利は、「 一度敷けばそれで終わり 」ではありません。
定期的なメンテナンスをしなければ、雑草や落ち葉などが散乱し、良くない印象を与えてしまいます。
そのため、常にメンテナンスし続け、外構を綺麗な状態に保っておくことが大切です。
落ち葉拾いや雑草駆除に加え、「 バケツに砂利を入れて洗う 」「 定期的に新しい砂利に入れ替える 」などの定期的なメンテナンスを実施しましょう。
砂利のメリット
自身でメンテナンスやDIYが可能な点。
外構砂利は工夫次第で、自宅の雰囲気を和風や洋風に変えることもできます。
砂利の特徴を活かし、枯山水風の庭や個性的な庭を作るのもアリでしょう。
施工後は、雑草や落ち葉のお手入れも忘れずに。
新築購入や戸建てリフォームを検討している方は、参考にしてください。
外構砂利(おしゃれなデザイン施工例)
外構砂利の組み合わせ次第で、あなたのイメージ通りの外観を演出できるでしょう。
例えば、和風の庭で白御影砂利(しろみかげじゃり)を使うことにより、枯山水風の庭を作る方もいます。
白御影砂利 〜 黒い粒が細かく散りばめられた美しい砂利。
洋風の家ではライトブラウンの砂利を園路に敷き、石の階段とコントラストを楽しんだり、黄色の砂利でリゾート風の庭を演出したりと。
駐車場の目地にピンクの化粧砂利を敷くと、おしゃれなアクセントになります。
白い化粧砂利を玄関アプローチに使うことで、外壁との調和も取れます。
砂利の組み合わせ次第で、外構エクステリアを楽しむ幅は無限に広がるでしょう。