感染症対策にも！玄関に手洗い場を設置するメリットと設置時のポイントを解説

Withコロナという時代の要請と相まって、近年需要を大きく伸ばしている玄関の手洗い場。

実は感染症対策以外もたくさんのメリットがあります。

本記事では玄関に手洗い場を設置するメリット、設置する際の注意点などを解説していきます。

玄関に手洗い場を設置するメリット

玄関に手洗い場を設置することで得られるメリットは数多くありますが、主なものは以下の4つと言うことができます。

• 感染症対策
• 来客用の手洗い場として活用
• 玄関近くの水栓として活用
• 朝の洗面所渋滞を回避

感染症対策

新型コロナウイルスの流行により、帰ってからすぐの手洗い・うがいを徹底するようになった人は少なくないと思います。

玄関からリビングなどへの動線上に手洗い場を設置することで、生活空間に足を踏み入れる前に手洗い・うがいを済ませることができるようになり、より効果的な感染症予防ができるようになるでしょう。

インフルエンザなどはもちろん、花粉症の対策にも有効です。

来客用の手洗い場として活用

洗面所はどうしても散らかってしまったり、生活感が出てしまうもの。

急な来客などで慌てて片づけた経験があるという人も多いのではないでしょうか。

そんなとき、玄関に手洗い場があれば、来客用の手洗い場として活用することができます。

生活感が出がちな洗面所を通らずに、玄関からそのままリビングに案内できれば急な来客でも安心してもてなすことができるはずです。

玄関近くの水栓として活用

お風呂場や洗面所が玄関から離れている場合、玄関近くに手洗い場を設けることで水栓として活用することができます。

たとえば玄関アプローチに植えた植物への水やりや、玄関そのものの掃除にも活用でき、利便性を実感できるでしょう。

朝の洗面所渋滞を回避

朝の慌ただしい時間のなかで、混雑しがちなのが洗面所。

顔を洗ったり、歯を磨いたり、化粧をしたり、とにかく人の出入りが多く、ストレスを感じたことがある人も少なくないでしょう。

玄関に設置した手洗い場にウォールミラーを配置しておけば、サブ洗面所としての活用が可能です。

サブ洗面所があるだけで朝の準備が快適になります。

玄関に手洗い場を設置する際のポイント

玄関の手洗い場はとても便利で有益ですが、設置する際にはいくつか気をつけるべきポイントがあります。

ここで紹介するポイントを最低限抑えつつ、手洗い場の設置を目指してみてください。

費用

玄関に手洗い場を設置するには当然費用がかかります。

洗面台の設置はもちろん、配管工事や床開口工事の必要もあり、大掛かりなリフォームとなるため費用も掛かります。

上記を合わせると相場はおよそ20万程度ですが、業者によっても異なるため、しっかりと相見積もりを取りながら納得感のある業者を選ぶことが大切です。

インテリアに馴染ませる

後付けで設置する場合、すでにある玄関とのテイストを合わせることが大切です。

和風なのか洋風なのか、すっきりとしたモダンな玄関なのか。

色味やテイストを合わせながら、既存の玄関によく馴染む手洗い場を選ぶようにしてください。

防水機能付きの内装

玄関の床などは予め水に強い素材を使っている場合もありますが、壁に使用している壁紙などは防水性の高いものではない場合がほとんどです。

玄関に手洗い場を設置する際には、設置する場所の壁などの防水性を見直すことも忘れないでください。

そのまま手洗い場だけを設置してしまうと時間とともにカビや劣化の原因となってしまうことがるので注意が必要です。

まとめ

玄関に手洗い場を設置することには、感染症対策以外にも生活していく上でのメリットが数多くあることが分かりました。

ただし、設置はそれなりに大掛かりな工事を必要とするため、それなりの費用が発生します。

デザインや手洗い場周辺の防水などまで含め、いくつかの業者で相見積もりを取り、比較しながら進行していくことが大切です。

本記事を参考に、ぜひおしゃれで便利な玄関の手洗い場設置を目指してみてください。