外構設備のメンテナンスはどうする?プロが推奨する簡単メンテナンス術!
最高の外構プランを実現しても、定期的なメンテナンスがなければ、時間とともに劣化してしまいます。
外構は長期間美しい状態を保つことで、はじめて「 良い外構 」だと言えます。
本記事では、外構設備を長期間にわたって美しく保つための、簡単で効果的なメンテナンス方法を解説します。
【 基本編 】外構エクステリアのメンテナンス方法
外構メンテナンスの基本は、定期的な清掃です。
以下は、外構設備を清掃する際の注意点について詳しく解説します。
おすすめ清掃方法
外構に使われる素材の多くは、薄めた中性洗剤を使って汚れを落とすことが可能です。
汚れをきれいに取り除きたい場合は、中性洗剤の使用が最適です。
ただし、使用する洗剤の量には注意が必要です。
外構設備によっては、洗剤と水の比率が指定されていることがありますので、事前に確認しましょう。
特に指定がない場合は、500mlのペットボトルに対してキャップ0.5杯の洗剤を使うのが一般的です。
メンテナンス頻度
外構設備の清掃は、必ずしも毎週行う必要はありません。
外構設備を定期的にチェックし、目立つ汚れがあるときに清掃しましょう。
特に沿岸部にお住まいの方は注意が必要です。
日常のメンテナンスに加えて、特に台風や大雨の後には清掃を忘れないように。
沿岸部の雨水には塩分が含まれているため、放置すると設備がサビやすくなります。
悪天候の後は、外構設備の状態を確認し、必要に応じて清掃を行いましょう。
【 中級編 】外構エクステリアのメンテナンス方法
外構設備の代表的なメンテナンス方法を解説します。
定期清掃をする際に、次のような汚れ、キズを発見した方は以下で紹介する対処しましょう。
アルミ製品のキズ
アルミ製品にキズが見つかった場合、シリコン系のスプレーでキズを隠すことができます。
スプレーでは隠れない深いキズがある場合、設備の交換が必要になることもあります。
ただし、外構設備の構造に影響がない限り、小さなキズならそのままでも問題ありません。
キズの深さに応じて、専門の外構業者に相談すると良いでしょう。
ラッピングシートの汚れ
ラッピングシートが貼られたアルミ製の外構設備の汚れは、薄めた中性洗剤で洗浄してみましょう。
洗剤だけでは落ちない汚れには、消しゴムを使うと効果的です。
ただし、メラニンスポンジの使用は避けてください。
メラニンスポンジで強くこすると、ラッピングされた塗装部分が剥がれる恐れがあります。
ラッピングシートのお手入れ方法については、事前に説明書で確認することが大切です。
スチールのキズ
物置やメッシュフェンスなどのスチール製品で塗膜が剥がれ、金属部分が露出してしまうと、サビが生じやすくなります。
このような場合は、塗料で補修することが重要です。
販売メーカーが推奨する塗料を使用するのが理想的ですが、車用のタッチペンでも対処できます。
サビを未然に防ぐために、塗膜が剥がれた箇所は速やかに補修しましょう。
ステンレスのメンテナンス
ステンレスは一般的にサビに強い素材ですが、近くにサビた鉄製品があると、もらいサビのリスクがあります。
そのため、定期的な清掃が重要です。
特に、工場の近くなど鉄粉が舞う可能性のある場所では、より頻繁な清掃が必要になります。
こまめな清掃により、ステンレス製品を常に美しい状態に保ちましょう。
人工木のメンテナンス
長期にわたる使用で、人工木に黒い斑点が見られることがあります。
これはカビの付着を示しています。
カビは放置すると増殖する可能性があるため、カビ専用の洗剤を使って丁寧に取り除くことが大切です。
定期的なメンテナンスにより、人工木を長持ちさせ、見た目も保つことができます。
まとめ
今回は、外構設備のメンテナンス方法について解説しました。
外構設備を長期間美しく保つ秘訣は、定期的なチェックとメンテナンスです。
家の周囲をこまめに確認することで、必要な清掃や修繕箇所を見つけ、結果的にメンテナンス費用を抑えることができます。
外構設備を定期的にチェックし、常に美しい状態を維持しましょう。