泥棒に狙われやすい外構の防犯対策6選!
外構プランを立てる際、防犯対策の重要性は十分に考慮されるべきです。
防犯対策を軽視すると、その結果として、家が狙われやすくなる可能性があるからです。
本記事では、狙われやすい家はどんな家なのか&防犯対策を解説します。
① 狙われやすい家の特徴が分かる。
② 防犯対策の知識が得られる。
最も狙われやすい住宅は無施錠の窓やドア

住宅が泥棒に狙われやすいか否かは、その住宅の特徴に大きく依存します。
警察庁の統計によると、侵入ルートとして多いのは、無施錠の窓やドア(50%)、ガラスを割っての侵入(30%)。
泥棒は慎重に下見を行い、侵入しやすい住宅を選んで犯行に及びます。
泥棒がどのようなポイントを基準に侵入する住宅を選んでいるのか見ていきましょう。
例えば、窓は家の中に侵入するための主要なルートの1つ。
特に、リビングや勝手口にある大きな掃き出し窓は、侵入しやすいため警戒が必要でしょう。
人が入れる大きさの窓であれば、適切な防犯対策を施しましょう。
人通りが多いエリアに位置する住宅や、勝手口が隠れやすい場所にある家は対策が急務と言えるでしょう。
【 防犯対策 】窓
窓を設置する際は、不審者が容易に侵入できない小さめのサイズを選ぶと安心。
掃き出し窓の設置はリビングエリアに制限し、他の場所への設置は避けること。
大きな窓を設置したい場合でも、格子を取り付けることでセキュリティを向上させることができます。
格子の設置が難しい場合は、補助錠や防犯シートを用いることを検討してみてください。
【 防犯対策 】暗い場所
庭が昼間と夜間で異なる場合は注意が必要。
夜間、庭が十分に見えない状況では、侵入者が潜む危険性があります。
外構プランニングの際には、昼夜を問わず安全性を確保することを心掛けましょう。
【 防犯対策 】庭
庭への不審者の侵入を素早く察知できる設備を導入しましょう。
推奨されるのは、人感センサー機能付きの照明器具です。
このセンサーライトは、人の動きを感知して自動的に点灯する仕組みとなっており、電気代を節約できます。
製品によってセンサーの感度が異なりますので、調整機能付きのモデルを選んで設置することをお勧めします。
2階のバルコニーに近接するカーポートや物置は危険?

カーポートや物置、フェンスなどが2階のバルコニーに近く設置されている場合、注意が必要です。
これらの外構設備を悪用して不審者が侵入しようとする可能性があります。
特に2階のバルコニーに簡単にアクセスできるような状態になっていると、外からの視線を避けながら、侵入者が家の内部に入り込むことが容易になります。
【 防犯対策 】バルコニーと外構設備の位置関係
外構プランを立てる際は、泥棒の侵入経路にならないよう注意深くチェックしてください。
特にバルコニーと外構設備の位置関係には細心の注意を払うべきです。
物置とカーポートが隣接して設置されていると、そこを利用してバルコニーへ侵入される恐れがあるからです。
カーポートとバルコニーの間隔を十分に取り、2階へのアクセスが困難な設計を心がけましょう。
敷地の都合上、カーポートとバルコニーが近接せざるを得ない場合は、センサーライトを設置して死角をなくし、安全を確保しましょう。
【 防犯対策 】フルクローズ型の外構
高い塀やフェンスで家を完全に囲むフルクローズ型の外構は、防犯上のリスクを伴います。
一度敷地内に侵入されてしまうと、外部からは何が起きているか確認が難しいからです。
外部から見えないプライバシーを守る設計は、同時に侵入者に隠れる場所を提供してしまう可能性があるため、十分な防犯対策を施しましょう。
【 防犯対策 】カメラの設置
防犯カメラの設置は、侵入者に対する抑止力を高め、「 空き巣を狙いにくい住宅 」であることを示す効果があります。
防犯カメラの設置が難しい場合でも、剣先のあるフェンスを使用することで、侵入者の進入を困難する等の工夫が可能です。
予算の制約がある場合は、オープンスペースとプライベートスペースをうまく分け、効果的な外構デザインを考えることも1つの方法です。
まとめ
今回は、外構プランを立てる際に考慮すべき防犯対策について解説しました。
防犯対策が必要とされる方は、本記事で紹介した内容を参考に対策を講じてください。
外構プランを考える際は、デザインのみならず、その後の日常生活も視野に入れて検討することが重要です。