外構エクステリアの防犯対策!安心・快適な暮らしを守る4つのポイント
外構デザインは好みに合わせて、様々なことができます。
デザインが気に入るかどうかも大切ですが、近年は防犯意識の高まりから、より犯罪被害に遭いにくい外構づくりを意識される方が増えています。
家族全員が安心・快適に暮らせる外構とは、一体どのようなものなのでしょうか?
本記事では、外構づくりで実現できる防犯ポイントを4つご紹介します。
① 外構エクステリアの防犯対策が分かる
防犯性の高い外構づくり① オープン外構がおすすめ

新築一戸建てを建築するにあたり、クローズ外構にするか、それともオープン外構にするのか?
迷いますよね。
一般的に、オープン外構の方が視線を遮るものがなく、防犯性に優れていると言われています。
どちらにしようか迷っているのであれば、より高い防犯性を期待できるオープン外構がおすすめです。
しかし、防犯性も大切ですが、同様に住民のプライバシーやプライベートも大切です。
防犯性とプライバシーの両方を確保したい方は、クローズ外構を選んだ上で、透け感のある門扉を選んでください。
目隠しフェンスも、1,400~1,600mmほどの高さを選ぶと、視線が中に入ります。
防犯性の高い外構づくり② 防犯カメラを設置する

一戸建ての防犯性を高めるにあたって、欠かせないのが防犯カメラです。
カーポートや玄関など、敷地内の四隅にモニター付きの防犯カメラを設置しましょう。
防犯カメラは新築時にハウスメーカーに依頼するイメージがあるものの、後付けも可能です。
ホームセンターやインターネットの通販で、手軽かつリーズナブルな価格で手に入ります。
無線LANを使用するタイプであれば、配線面も気になりません。
また、予算が厳しければダミーの防犯カメラを取り入れるのもおすすめです。
防犯カメラは隠さず、存在感を示すために、外部から分かりやすい場所に設置してください。
防犯性の高い外構づくり③ コンクリートではなく砂利を選ぶ

除草の手間がかかるため、家の周辺をコンクリートにする方も多くいます。
しかし、防犯面で考えると砂利がおすすめです。
砂利は踏みしめるとサクサクとした音が出るため、空き巣被害を防げます。
とくに道路側から死角になる窓付近の下には、砂利を敷いておくと安心です。
防犯性の高い外構づくり④ 照明は多めに設置する

窃盗犯は留守を狙うイメージがあるものの、夜間に住民が寝静まった後に入り込むケースも多く見られます。
夜の防犯対策として有効なのが、外構の照明です。
家の周りの照明は多めに入れると、防犯性が高くなります。
照明はホームセンターなどで簡単に手に入りますが、重要なのは光量です。
光量が少なく、暗い照明では防犯の役には立ちません。
しっかりと明るさが確保されるタイプを選んでください。
以前の照明は、住民が手動でオン/オフする必要がありました。
しかし、近年では夜になるとオンになり、数時間経過すると自動的にオフになる設定不要な照明も登場しています。
夜間の車や自転車の出し入れにも役立つので、照明の設置はぜひ取り入れていただきたいポイントです。
防犯を意識した外構づくりはプロにも相談
この記事では、外装における防犯対策のポイントを4つ紹介しました。
「これらのポイントをおさえたら絶対に犯罪は起きない」とは言い切れないものの、起こりづらい環境をつくることはできます。
この中でも、とくに4つ目の照明に関しては、プロの外装業者に依頼していただきたいところです。
照明は適当に設置すると明るさが不足するだけでなく、隣近所の迷惑になる可能性もあります。
経験豊富な外装業者なら必要な明るさを確保し、皆が安心・安全に過ごせる照明と設置場所を提案します。