コンクリート枕木を「 駐車場・花壇・アプローチ 」に設置する前に知っていきたいこと3選
木製のような見た目を持ちながら、メンテナンスがほとんど不要で耐久性に優れたコンクリート枕木は、多くの外構でアクセントとして活用されています。
特に「 駐車場 」「 花壇 」「 アプローチ 」の3つの場所での使用が一般的です。
本記事では、コンクリート枕木の選び方や設置のポイント、注意点を詳しく解説します。
さらに、コンクリート枕木の費用相場も紹介しますので、導入を考えている方は参考にしてください。
コンクリート枕木を駐車場に設置
駐車場の施工は、コンクリートが主流です。
しかし、一般的なグレーのコンクリートだけでは物足りないと感じる方の間で、コンクリート枕木が人気を集めています。
木製枕木の寿命は10~20年程度ですが、コンクリート枕木は約50年の耐久性を持ち、メンテナンスは色褪せを修正するだけで済みます。
デザインのバリエーションも豊富で、耐久性も高いため、デメリットがないように思えますが、薄いタイプのものは、頻繁な車の出入りでヒビや割れのリスクが高まります。
このリスクを回避するため、以下の特徴を持つ外構業者の選定が重要です。
- 下地づくりの実績が豊富
- 駐車場に適したコンクリート枕木を提案できる
施工費用は、駐車場の広さや枕木の種類、土地の状態に応じて変動しますが、一般的に1㎡あたり20,000~30,000円程度。
通常の駐車場サイズ(約12.5㎡)を考慮すると、総費用は25~37万円程度となります。
コンクリート枕木を花壇に設置
木材の風合いをリアルに再現したコンクリート枕木は、花壇との相性も抜群です。
花壇には水はもちろん、肥料などを使うため、木製の枕木では腐敗する可能性が高いでしょう。
コンクリート枕木ならば、腐敗の心配は不要です。
花壇をつくるなら、DIYも可能です。
花壇用のコンクリート枕木もホームセンターや通販で販売されており、高さ22cm×幅45cm×奥行12cmであれば、8,000円程度で購入できます。
花壇にしたいスペース分の枕木を購入したあと、少し穴を掘ったところに置けば完成です。
ただし、花壇以外の場所にもコンクリート枕木を使うなら、デザインを合わせた方が外構に統一感が生まれます。
外構業者に花壇も検討している旨を伝えて、合わせて依頼すると、手ごろな価格で対応してくれでしょう。
コンクリート枕木を玄関アプローチに設置
コンクリート枕木は重厚感があり、多彩なカラーが魅力です。
これが理由で、アプローチ部分のアクセントとして人気があります。
一見簡単に見えるため、DIYでの取り組みを考える方もいます。
しかし、地面の凹凸により枕木に不均等な力がかかると、欠けや割れが生じるリスクが高まります。
その上、枕木自体の重さも考慮すると、DIY中に破損する可能性も考えられます。
アプローチは、家の外観に大きく影響する部分です。
そのため、専門的な知識と経験を持つ外構業者に依頼することを推奨します。
費用の相場は、選んだ枕木の種類やデザインによりますが、1㎡あたり20,000~30,000円程度となっています。
玄関アプローチ 〜 門周りから玄関までの外構デザインを指す。=門から玄関にかけての通路エリア
コンクリート枕木の施工は外構業者に相談
コンクリート枕木は、腐敗や虫害の心配がありません。
最近では、コンクリート製とは思えないリアルな質感のものも多く、庭づくりに最適です。
複数の場所でコンクリート枕木を使用する場合、統一感を出すことが大切です。
外構業者に相談すると、統一したデザインの提案が期待できます。
コンクリート枕木を選ぶ際には、実際の施工例を参照することが重要です。
カタログの写真と実際の雰囲気が異なることもあるため、実際に使用されている写真を確認しましょう。