庭のシンボルツリーに!スモークツリーがおすすめな理由を解説
外構リフォームの一環として、庭にシンボルツリーを植えようとした時、まず何を植えるか、迷いますよね。
初心者の方にオススメするのは、近年、人気上昇中のスモークツリーです。
本記事では、スモークツリーの種類と植え方を解説します。
スモークツリーって何?(おすすめな理由)
スモークツリーはウルシ科の落葉樹で、別名、ケムリノキ(煙の木)とも呼ばれます。
名前の通り、煙のようなフワフワした煙のような花を咲かせるのが特徴です。
樹高は3~4メートルで、開花期は5月頃。
スモークの花状になるのは6月から7月頃(地域によって差はあり)です。
ただし、綿菓子のような花柄が見られるのは雌株だけですので、購入の際には注意が必要です。
シンボルツリーとは、文字通り、庭の象徴となる木を指します。
庭に初めて木を植えてみたいと考えた場合、何を選ぶか、庭の雰囲気に合うか、お手入れなどは大丈夫か、などが選択のポイントです。
そもそも選びたい木が何であるかも分からないという方には、近年、人気のスモークツリーがオススメです。
理由は、主に5つあります。
- 耐寒性、耐暑性が強い(初心者でも育てやすい)
- 地植えの場合は、ほとんど水やりなどの手入れが不要(乾燥に強い)
- 落葉樹のため季節感が味わえる(下草や花による演出が楽しめます)
- もふもふ感のある、ふわふわした花が可愛らしい(ドライフラワーにもできます)
- 品種が豊富でカラーリリーフとしても楽しめる(品種によって庭の雰囲気が変わります)
スモークツリーの品種5選
スモークツリーには、様々な品種があります。
代表的な5種類の特徴を紹介します。
ロイヤルパープル
美しい赤紫の葉が特徴的。インパクトのある色味で庭を彩ります。
グリーンボール
緑とピンクが混ざった色の花柄。色味は日当たりによって変化し、日の当たる部分はピンク、日陰がグリーンになります。
フレーム
成長が早く、たくさんの花を咲かせます。
花柄はピンクっぽい赤で、葉は秋に鮮やかな赤やオレンジになります。
グレース
花柄も葉も赤紫色で、シックな雰囲気。
ロイヤルパープルよりも花の色が少し淡く、花柄は綿菓子のようになります。
ゴールデンスピリット
黄金色の葉が魅力です。
季節によって緑、オレンジ、赤と変化します。ピンクがかった花柄。
他にも、ラブリーローズ、リトルルビー、ピンクエンジェルなどがあります。
お気に入りの品種を探してみてください。
スモークツリーを庭に植える手順
スモークツリーの植え付けに適しているのは、厳寒期を除いた落葉期(11月~3月上旬頃)です。
手順は、以下の3つです。
土の準備
日当たりと風通しの良い場所を選び、左右ある程度に枝葉を伸ばせるスペースを確保しましょう。
ジメジメした土を嫌い、乾燥気味の土を好みます。
粘土質の土の場合は、軽く耕した後に、腐葉土や堆肥をすき込んだりして、水はけの良い土にすると良いでしょう。
鉢から苗を抜く
鉢から抜きにくい場合は、無理に引っ張らずに鉢の周りを叩いたり、地面にトントンしてあげると、簡単に取り出せます。
抜いた苗の下の方を軽くほぐすと、根が伸びやすくなりますよ。
苗を植える
苗の大きさに掘っておいた穴に苗をおいて、慎重に向きを決めます。
決まったら、木がぐらぐらしないように土を埋めましょう。
最後にたっぷりと水をあげて完了です。
まとめ
筆者は、過去にオリーブの木やサンスベリアを育てようとしたものの、水をあげ過ぎて枯らしてしまった、という失敗の経験があります。
昔の自分に、スモークツリーがあることを教えてあげたいですね。
育ったふわふわの花はドライフラワーにしたり、お部屋のインテリアにしたりと、楽しみ方も豊富ですので、おすすめですよ。