【 初心者入門 】物置の設置に基礎工事は必要?費用感と3つの注意点を解説

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物置を購入するとキャンプ用品、タイヤ、自転車、ガーデニング用品などさまざまなものを収納できます。

物置はDIYでも設置が可能ですが、設置する場所によっては業者へ基礎工事の依頼が必要です。

なぜ物置を設置するために業者に依頼する必要があるのでしょうか。

本記事では物置に必要な基礎工事について解説します。

目次

物置に基礎工事が必要な理由とは?

物置は、土間コンクリートやコンクリートブロックの上に設置します。

物置を直置きをしてはいけない理由は、以下の3つです。

サビができやすくなる

物置の多くはアルミ製でできています。

金属製品は、湿気や水たまりが多い場所に設置をするとサビやすくなります。

サビやすくなった物置は、従来の寿命よりも劣化スピードが早くなり交換が必要です。

基礎工事をしっかりおこなうことで、通気性が向上し、物置をサビから守ることができます。

水平が保てなくなる

物置を直置きすると、物置の重さによって地面と物置の間にひずみが生まれます。

ひずみが生じると、地面と物置の間に空間が生まれ、水が入りやすくなってしまいます。

その結果、サビやすくなり、劣化スピードが早くなります。

物置が重さによってひずみが生まれないよう、水平に保つ必要があります。

そのため基礎工事が必要なのです。

基礎工事が不要なケース

基礎工事がいらない場合もあります。

直置きして良い場所は、通気性が確保され、水が侵入しないガレージ内です。

屋内に設置することを前提として購入を検討しているのであれば、基礎工事は不要です。

屋根下に設置する場合も、水が侵入しないようであれば、屋内のように直置きでも問題ありません。

水が侵入しないことを前提としているため、物置付近に雨水が落ちる構造は、直置きには向いていません。

屋外に物置を設置する場合は、基礎工事を前提として導入を検討しましょう。

基礎工事の費用感

物置を設置する土間コンクリートの費用は、設置する物置によって異なります。

サイズによって基礎工事の費用感が異なるため、依頼前に費用感を把握しておきましょう。

大型サイズの物置を設置するのであれば、コンクリートブロックで1万円程度。

DIYするのであれば、1万円以内で設置できるでしょう。

土間コンクリートを依頼する場合は、1平米あたり3〜4万円が目安です。(駐車場の土間コンクリートに比べて割安)

絶対に基礎工事が必要な場所

物置の基礎工事費用を極力抑えるには、コンクリートブロックの設置がおすすめ。

しかし、全ての場所にコンクリートブロックが適用できるわけではありません。

以下に紹介する箇所に設置を検討しているのであれば、コンクリートブロックではなく、土間コンクリートの設置を検討してみましょう。

陽が当たらない場所

家の北側や陽が当たらない場所は、湿気がたまりやすく注意が必要。

陽が当たらない場所に物置を設置をすると、水たまりが生じやすい。

梅雨の時期は、水が侵入するリスクも考えられるので、水はけのよい土間コンクリートを検討しましょう。

コケが生えている場所

ブロック塀にコケが付着していたり、なめくじが生息している場所は、湿気の高い環境のため注意が必要。

コンクリートブロックではなく、土間コンクリートで対応すると良いでしょう。

土間コンクリートが難しい場合は、砂利を敷き詰めて通気性を高めるようにしましょう。

柔らかい地面

柔らかい地面の上は、水平性が保てないので、ひずみが生まれる可能性があります。

芝生、乾いた地面に足跡がつく地面に設置する場合は、土間コンクリートを設置しましょう。

コンパクトな物置であればブロックで対応できるので、サイズに合わせて土間コンクリートの導入を検討してください。

まとめ

物置は一見すると自分で設置できそうな簡単な外構ですが、注意すべきポイントが多くあります。

物置の寿命を少しでも長く保つために、通気性を確保できる場所に設置するようにしてください。

物置選びの参考になれば幸いです。

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