【 後悔しがち 】物置選びで失敗しないための4つのポイント
本記事では、物置選びに失敗しないポイントを解説します。
失敗が多いと言われる物置選びも、正しい選び方を知っていれば安心です。
自宅にピッタリの物置を購入したいと考えている方は、ぜひ参考にして下さい。
① 物置選びで失敗する確率を下げることができる。
物置選びに失敗しない4つのポイント

物置選びで失敗しない秘訣は、
- 初期段階でメーカーを限定しない
- 設置場所優先でサイズを決めない
- ファサード空間の設置は控える
- 境界線付近への設置は要注意
の4つです。
以下に、それぞれを解説します。
ポイント1:物置メーカーを限定しない

物置選びに失敗しない秘訣、1つ目は、物置メーカーを1社に限定しないことです。
現在では、イナバ物置、ヨド物置、タクボ物置の3社が、市場売上の80%以上を占めていると言われています。
外構業社によっては、「 うちは○○物置ですから 」とメーカーを限定しているケースがあります。
信頼できるメーカーである反面、その業者が、提案し慣れているだけという風にも捉えられますよね。
なぜなら、機能面や価格面で飛び抜けているというメーカーは存在せず、上記3社でも、規格サイズ、製品強度、開閉方法、カラーなどは三者三様だからです。
自分にとって、どれが好みであるかは、比較せずには分かりません。
1社に限定せずに、いくつかを比べながら選ぶことで失敗を防げるでしょう。
ポイント2:設置場所を優先してサイズを決めない

物置購入で失敗しがちなのは、購入した物置が小さすぎて、荷物の入るスペースがないというケースです。
失敗の原因として、物置の設置場所を優先的に決めてしまっている点。
ある程度、スペースに余裕のある場所を設置場所に決めている場合は問題ありませんが、仮にそこが狭い場所であるときは注意が必要です。
私事ですが、筆者の実家のパターンが、これに当てはまります。
無駄なく庭の外構スペースを活用したいと考えが及び過ぎて、狭い場所に小さな物置を設置するという典型的な失敗例です。
物置を設置する本来の目的(荷物を収納すること)を忘れてしまわないように、くれぐれも気をつけましょう。
ポイント3:ファサード空間の設置は控える

駐車場やエントランス、アプローチなどが設置されているファサードエリアに物置を置くことは、あまりオススメできません。
もちろん、土地の広さや外構環境の都合上、ファサードに置くしか選択肢がない場合は除きます。
自宅の裏や通路、お庭の一画などに設置できる場合は、そちらを優先する方が良いでしょう。
何故なら、一般的に物置は、スチール製の素材であり、重量感のある外観となっています。
カラーがついていたとしても、やはり四角い金属の塊であることから、ファサードに設置すると物置の存在が浮いてしまう恐れがあります。
また、物置の向こう側が見えなくなってしまい、せっかくの住宅のデザインが損なわれてしまうかもしれません。
どうしても、ファサードに置くしかない場合は、物置を隠せる程度の横幅で、目隠しフェンスなどを組み合わせると良いでしょう。
ファザード 〜 建物の正面から見た外観を指す。
ポイント4:境界線付近への設置は要注意

物置設置の失敗例で、意外と多いのが、境界線ギリギリの設置してしまうこと。
前回の記事でも解説しましたが、一般的な物置は雨や雪が降った場合、扉側の裏に向かって、そのまま落ちてしまいます。
そのため、物置をお隣さんとの境界ギリギリに設置してしまうと、雨や雪がお隣さんの敷地に入ってしまうというリスクが高まります。
また、物置の屋根は飛び抜けていることが多いので、屋根の飛び出しにも注意して設置する必要があります。
ただし、メーカーによっては、このようなケースを解決できるような商品を開発しています(屋根の傾斜を表側にしたものや、雨水を両サイドに排水できるタイプ、傾斜の向きを変更できるもの、など)
境界線ギリギリに設置せざるを得ない場合は、解決策を考慮した上で、物置を選択すると良いでしょう。
まとめ
本記事では、物置選びに失敗しないための4つのポイントを紹介しました。
購入前に知っておくことで、失敗せずに満足度の高い物置が手に入るはずです。
筆者の実家の二の舞い(物置が小さくて活用できない)にならないよう、ぜひチェックしておきましょう。