【 エクステリア術 】サンルームをおしゃれにするアイデア6選
多くの方は、サンルームを単なる日光浴のスペースとして考えているかもしれません。
アイデア次第ですが、サンルームは住宅の魅力を大きく高める要素となり得ます。
そもそもサンルームとガーデンルームの違いが分からないですよね。(少なくとも筆者は分からなかった)
本記事では、サンルームの基本知識とアイデア、後付けの際のポイントを解説します。
サンルームとガーデンルームの違いは?
サンルーム
主に日光を取り込むためのスペースとして設計されています。
洗濯物を干したり、日光浴を楽しんだりするための場所として使われることが多い。
日光が直接当たるため、UVカットや遮熱対策が必要な場合があります。
構造・特徴 〜 ガラスや透明なプラスチックで囲まれた部屋で、日光を最大限に取り込むことができるように設計されている。断熱性や気密性は必ずしも高くない場合が多い。
ガーデンルーム
植物やガーデニングを楽しむためのスペースとして設計されています。
室内庭園や趣味のスペースとして使用されることが多い。
植物の管理や水やり、湿度の調整など、ガーデニングに関連するメンテナンスが必要です。
構造・特徴 〜 一般的には、より断熱性や気密性に優れ、四季を通じて快適に過ごせるように設計されている。窓はあるものの、サンルームほどの全面ガラスではないことが多い。
サンルームをおしゃれにする6つのアイデア
ウッドデッキを組み合わせる
ウッドデッキは多くの人々から愛されるエクステリア商品です。
アルミや樹脂製のデッキとは異なり、ウッドデッキはその自然な質感で温かみを感じさせます。
サンルームの窓を開放することで、心地よい風が通り抜け、開放的な雰囲気を楽しむことができます。
さらに、ウッドデッキはそのデザイン性から、エクステリアのアクセントとしても注目されています。
過去の記事でウッドデッキを徹底的に解説していますので、ぜひ参考にしてください。
ガーデニングアイテムを置く
ガーデニングアイテムを取り入れることで、サンルームは一段と洗練された雰囲気に変わります。
植物や花を配置することで、温かみと色彩が加わります。
しかし、ガーデニングには継続的な手入れが必要です。
手をかけずに放置してしまわないよう、定期的なメンテナンスを怠らないよう心掛けましょう。
テーマを意識する
トロピカル、モダン、ビンテージなど、サンルームの世界観を統一すると、外観をおしゃれに演出できます。
テーマに合わせて家具や装飾品、ガーデニングを選ぶことがポイント。
照明で雰囲気を作る
日中は自然光で明るいですが、夜にもスペースを使いたい場合は照明が必要です。
暖色系のライトを使って落ち着いた雰囲気を作る、カラフルなLEDライトで楽しい雰囲気を作るなど、照明で空間の印象を大きく変えることができます。
多機能家具を活用する
サンルームはスペースが限られているため、多機能家具を取り入れることで、効率的に空間を活用できます。
例えば、収納付きのベンチや折りたたみテーブルなどを配置することで、機能性とデザイン性を両立させることができます。
他の素材と組み合わせる
エクステリアデザインは、メーカーカタログのアイテムだけに限定せず、多様な素材を取り入れることで、独自性と深みを持たせることができます。
石材、レンガ、木材など、選択肢は豊富にあります。
特に、サンルームは他の素材との組み合わせが効果的です。
外構業者に提案してもらうこともアリです。
サンルームは後付けできるのか?
リフォームで後付けは可能
一般的に、サンルームの後付けは可能です。
しかし、住宅の構造や条件によっては難しいケースもあります。
最適な方法や手続きについては、外構業者と事前に話すことが重要です。
建築確認申請 〜 サンルームの大きさや、地域によっては建築確認申請が必要。
テラス囲いもおすすめ
サンルームは居室(きょしつ)としての機能を持つため、設置が大掛かりになることが多いです。
しかし、より簡易的なオプションとして「 テラス囲い 」があります。
これはテラス屋根の周囲に窓枠を取り付ける形式で、サンルームに比べて施工が容易です。
サンルームの設置が難しい住宅においては、「 テラス囲い 」も選択肢に入れておくといいでしょう。
居室 〜 居住、作業、娯楽などの目的のために継続的に使用するスペース。
まとめ
今回は、サンルームをおしゃれにするアイデアを中心に解説しました。
DIYでカバーできる領域ではありませんので、外構業者にあなたの理想のイメージを事前に伝えることが重要です。
アイデアを上手く取り入れて、より魅力的なエクステリア空間を実現しましょう。