【 プロ厳選 】シンボルツリー選びはこれで決まり!(おすすめ6選)

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シンボルツリーが人気なのは、コストパフォーマンスが高いから。費用はそれほどかからないのに、外構の主役になれます。

観る人におしゃれ感を、住む人に日々のうるおいを与えてくれるのがシンボルツリーです。緑が加わるだけで、外構のイメージは大きく変わるのです。

ここでは、シンボルツリーにおすすめの樹種を6つ、常緑樹と落葉樹に分けて紹介していきます。それぞれのメリットやデメリットにも触れているので、シンボルツリー選びの参考になるでしょう。

目次

いつ見ても青々とした「常緑樹」

四季を通して緑色の葉を付ける常緑樹には、葉が落ちないのでいつもにぎやか、掃除が楽、目隠しにも使えるというメリットがあります。

おすすめの樹種は「オリーブ」「ソヨゴ」「常緑ヤマボウシ」がトップ3です。

虫が付きにくい「オリーブ」

平和の象徴として知られるオリーブは、家庭や夫婦の仲の良さをイメージさせ、日本でも人気が高い樹種です。

メリットデメリット
花も魅力的
虫が付きにくい
成長が早い

オリーブといえば実のイメージですが、結実させるのは、それほど簡単ではありません。一方で、簡単に楽しめるのが花。初夏に咲く房状の白い小花は、なかなか魅力的です。

オリーブは虫が付きにくいことで知られていますが、まったく無縁というわけではありません。オリーブに限らず、虫は付き物なのがシンボルツリーです。

成長が早いオリーブは剪定が必要になる反面、目隠し目的に使えるというメリットもあります。

育てやすさを重視するなら「ソヨゴ」

風が吹くと葉がこすれ、ソヨソヨと音を出すことが「ソヨゴ」という名の由来だとか。樹形だけでなく、光沢のある葉の色も美しい樹種です。

メリットデメリット
育てやすい
成長がゆるやか
赤い実が魅力的
虫が付くこともあり

暑さや寒さに強いので育てやすく、成長がゆるやかで剪定の手間が少ないのがソヨゴのメリットです。ただ、成長が遅いので、目隠し目的には向きません。

赤い実がなるのもソヨゴの魅力ですが、結実させるにはメスとオス両方の株が必要です。実を楽しむなら、必ずペアで植えましょう。

カイガラムシやハマキムシが付くこともあるのがデメリットです。定期的に消毒をおこなう必要があります。

花の美しさなら「 常緑ヤマボウシ 」

国産のものと異なり、常に緑色の葉を茂らせている中国原産のヤマボウシです。

葉の大きさが異なるなど、いくつかのバリエーションがあるので、好みのものを見つけてください。

メリットデメリット
花が魅力的
病気に強い
虫が付きやすい
ボリュームが出やすい

6〜7月に白い花(総苞片)を楽しめるのが、常緑ヤマボウシのメリットです。比較的、病気に強い樹種ですが、予防のためには除菌剤の散布などのケアをおこないましょう。

アブラムシやカイガラムシが発生しやすいことや、横に広がって茂りやすいことが常緑ヤマボウシのデメリットです。消毒や剪定を欠かさないようにしてください。

四季折々で楽しめる「落葉樹」

新緑や紅葉など、四季折々の表情を楽しめるのが落葉樹、外構に季節感を取り入れたい方におすすめの樹種がそろっています。

トップ3は「アオダモ」「コハウチワカエデ」「ヤマボウシ」ですが、落ち葉の始末が面倒という方は、上の常緑樹を選んでください。

人気上昇中!「アオダモ」

アオダモは樹形や木肌の美しさで、シンボルツリーとして人気です。野球のバットにも使われることで知られています。

メリットデメリット
成長がゆるやか
虫が付きにくい
病気にも強い
花が地味

成長がゆるやかで剪定の手間がかからないのがアオダモのメリットですが、存在感のあるシンボルツリーに育つには時間がかかります。苗木はある程度の大きさのものを選びましょう。

また、虫が付きにくく病気にも強いのも、アオダモのメリットといえるでしょう。

紅葉は楽しめるものの、地味な花しか咲かないのがアオダモのデメリットです。花を重視する方は、後述のヤマボウシなどを選びましょう。

紅葉が美しい「 コハウチワカエデ 」

葉の形がかわいいカエデの一種です。

和と洋の両方にマッチする整った樹形で、シンボルツリーとしても人気です。

メリットデメリット
紅葉が美しい
成長がゆるやか
植える場所を選ぶ

かわいい葉っぱが真っ赤に染まるのは、コハウチワカエデの大きなメリットです。また、成長がゆるやかで、剪定の手間がそれほどかからないのもメリットといえます。

コハウチワカエデを美しく紅葉させるには、強い西日を避けた方が無難です。また、根元に光が当たるのを嫌うなど植える場所を選ぶのが、コハウチワカエデのデメリットです。

花と紅葉が楽しめる「 ヤマボウシ 」

花だけでなく紅葉も楽しめるのが国産のヤマボウシ。自然の雰囲気を持っているので、和風やナチュラルテイストのお家にマッチするでしょう。

メリットデメリット
環境を特に選ばない成長が早い

日陰でも比較的育ちやすく、植える場所を特に選ばないのはヤマボウシのメリットです。ただし、風通しが悪すぎて湿気がこもるような環境では、ウドンコ病などにかかりやすくなるので注意してください。

成長が早いので剪定しないでいると、横に広がりせっかくの樹形が崩れてしまいます。年に1回程度の剪定が必要になるでしょう。

まとめ

おすすめの外構アイテム、シンボルツリー選びに迷ったら、まずは常緑樹と落葉樹のどちらがよいかを考えて下さい。常に葉が茂っている方が良いならば常緑樹を、四季折々の風情を楽しみたいなら落葉樹を選びましょう。

そして、具体的な樹種の選定に入りますが、もし紹介した6つの樹種では満足できないなら、ユニークなスモークツリーも検討してください。

参考になるのは、弊社コラム「庭のシンボルツリーに!スモークツリーがおすすめな理由を解説」です。

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