庭のタイルデッキ費用はどれ位?安くする方法も解説
タイルデッキは魅力的だけれど、施工費用が気になると悩んでいませんか?
本記事では、タイルデッキ施工に関連する有益な情報をまとめました。
あなたの理想的なタイルデッキを手頃な価格で実現しましょう。庭にタイル
タイルデッキ施工の費用相場は?

タイルデッキとは、1階の庭に設置する側面または、床部分にタイルを施工したデッキスペースのことです。
施工する広さやデザインによって、タイルデッキの費用も異なります。
タイルデッキ施工(費用の内訳)
- 基礎部分の資材
- モルタル
- タイル
- 施工費用(人件費)
タイルデッキの施工を行う際、基礎部分をコンクリートで構築する作業からスタートします。
その後、モルタルを敷き、タイルを張っていくことでデッキが完成します。
タイルデッキの費用相場
タイルデッキはデザインや使用する素材によって費用は異なるものの、平均1.5~2万円(1㎡あたり)です。
タイルデッキの費用目安は下記です。(広さ別)
5㎡(3畳) | 7.5 ~ 10万円 |
7㎡(4.5畳) | 10 ~ 14万円 |
10㎡(6畳) | 15 ~ 20万円 |
12㎡(8畳) | 18 ~ 24万円 |
タイルデッキ vs ウッドデッキ(価格差)

ウッドデッキは、素材次第で費用が大きく異なります。
ウッドデッキの費用目安は下記です。(広さ別)
5㎡(3畳) | 15~37.5万円 |
7㎡(4.5畳) | 21~52.5万円 |
10㎡(6畳) | 30~75万円 |
12㎡(8畳) | 36~90万円 |
タイルデッキと比較すると、ウッドデッキの費用は高いです。
ウッドデッキの寿命は素材によって異なるものの、10~15年程度。
一方、タイルデッキは割れた際、その部分だけ取り換える程度で、半永久的に使用できるため、コストパフォーマンスに優れています。
タイルデッキの見積もりが高くなる理由

タイルデッキ費用が相場よりも高いと感じる場合、選んだオプションに原因がある可能性があります。
一般的なタイルデッキのオプションを見ていきましょう。
屋根の取り付け
タイルデッキに屋根を取り付けると、日よけなったり、洗濯モノの雨除けになったりと便利です。
屋根は、タイルデッキの劣化を防ぎます。
当然ながら、屋根を付けるとウッドデッキの費用はアップします。
豪雪地帯では雪対策も必要です。
耐積雪仕様の屋根を選ぶと、5万円ほどプラスされます。
- 屋根の相場価格:10~20万円程度
- 施工費用相場:5万円程度
屋根の取り付け費用:15~25万程度(耐積雪仕様なら+5万円程度)
グレーチングの取り付け

リビングの窓からタイルデッキへフラットに出入りできる設計を希望する方も多いでしょう。
しかし、タイルデッキをリビング窓と同じ高さに設置すると、雨天時に浸水のリスクがあるため、通常はグレーチングを取り付けます。
このグレーチングの施工には追加費用が発生します。
「 リビングの窓からタイルデッキへフラットに出入りできる設計 」とは、リビングからタイルデッキへ移動する際に段差がなく、地面が平ら(フラット)である設計のことを指します。
このデザインは、内外のスペースを滑らかにつなげることで、広々とした開放感を演出することができます。
また、車椅子を使う人や高齢者、小さな子供がいる家庭など、段差があると移動に困難を伴う場合にも適しています。
グレーチングの取り付け相場費用:5万円程度(1㎡あたり)
タイルデッキの高さ作る
土地の形状や外装デザインに応じて、タイルデッキを高く設計するケースもあります。
その際、基礎となるコンクリートやモルタル部分の資材量が増えるため、追加費用が発生します。
タイルデッキの高さ変更相場費用:7,000~8,000円(1㎡あたり)
タイルデッキの施工費用を安くする方法

タイルデッキに必要なオプションを追加して、予算オーバーしてしまった方もいるかもしれません。
タイルデッキの施工費用を、できる限り抑える方法を解説します。
シンプル施工で費用を抑える
タイルデッキはただタイルを接着するだけでなく、並べるパターンもあります。
そういった特殊なパターンでは、施工費用も高くなる傾向にあります。
できるだけシンプルな施工を心がけるだけで、費用を抑えることができるでしょう。
シンプルでは寂しいと感じるのならば、デザイン性の高いタイルをワンポイントで使うのもアリです。
自社施工の業者を選ぶ
一見、施工業者のように思えても、実際の作業者は外構業者の下請けというケースもあります。
自社施工の外構業者であれば、中間マージンが発生しないので、トータル費用が安くなります。
複数の業者に相見積もりする
1つの業者だけでなく、複数に依頼する相見積もりを取ることで、費用を安く抑えられます。