広い庭の雑草対策はこれ!オシャレな庭レイアウトと6つの失敗しがちな事例も徹底解説!

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「 広い庭のお手入れが大変 」

「 雑草がすぐに生えてくる 」

多くの方が庭のお手入れで悩んでいることでしょう。

広い庭は開放感があり、手入れが行き届いていると、おしゃれな空間を作れます。

庭は外装と同様に、家の顔ともなる重要なエリアです。

しかし、手入れが行き届かないと、広い庭の雰囲気が台無しになってしまいます。

本記事では、プロの外構業者が庭の雑草対策について解説します。

目次

広い庭の雑草対策はどうするべき?

お手入れが必要な範囲が広いほど、雑草対策には時間と手間がかかります。

狭い範囲であれば、こまめに雑草を除去することができますが、広い場合はお手入れが行き届かないことがよくあります。

以下では、広い庭の雑草対策について詳しく解説します。

防草シート+砂利が超おすすめ

広い庭の雑草対策として、防草シートと砂利の組み合わせが最強です。

この組み合わせは、雑草対策において非常に効果的とされており、高い効果に期待できます。

防草シートだけでは、紫外線や経年劣化の影響ですぐに劣化してしまい、定期的な買い替えが必要となりコストがかかります。

一方、砂利だけでは完全な雑草対策とはならず、隙間から雑草が生えてきてしまいます。

しかし、両方を組み合わせることで、防草シートの効果が長持ちし、砂利が雑草の成長を防いでくれます。

雑草対策の種類とコツ

広い庭の雑草対策には、以下の方法が挙げられます。

  • こまめな草むしり
  • 除草剤
  • グランドカバープランツ
  • 防草シート
  • 砂利
  • 人工芝
  • コンクリート
  • 固まる土
  • ウッドチップ
  • タイル

手軽にできる雑草対策は、除草剤を使うことです。

除草剤にも豊富な種類があるため、で詳しく解説します。

除草剤の種類と使い方のコツ

除草剤には大きく分けて3つの種類があり、それぞれのメリットとデメリットを比較して選ぶことが重要です。

すでに雑草が生い茂っている場合は、ハイブリットタイプがおすすめですが、人やペットへの影響があるため、生活エリア近くでの使用は避けましょう。

雑草が生えている状況では、根元までしっかり枯らせる移行型・葉茎処理(けいようしょり)型がおすすめです。

一方、草刈り後に対策を行いたい場合は、土壌処理型が適しています。

草丈(くさたけ)や目的に応じて、適切な除草剤を選ぶことが大切です。

移行・茎葉処理型

葉に散布することで、根元まで枯らせる。

散布した成分を分解されるため、安全度が高い。

ある程度の草丈がないと、薬剤が浸透しづらい。

土壌処理型

雑草対策に向いている除草剤。

散布することで、根元から雑草が成長するのを防ぐ。

すでに地上に伸びている雑草には効果が薄い。

散布した成分は植木や植物に影響を及ぼすため注意が必要。

ハイブリットタイプ

移行・茎葉処理型と土壌処理型を組み合わせたタイプ。

草丈が高い雑草にも効果的。

散布して地に残留した成分は、雑草の再発を防止する。

効果が高く期待できる分、人やペットへの影響がを考慮する必要がある。

【 DIY初心者でもOK 】広い庭の雑草対策

近年、DIYに挑戦する人が増えています。

家具作りやリフォームには一定の知識と技術が必要ですが、広い庭における雑草対策は初心者にも取り組みやすいものです。

DIY初心者でも試せる、おすすめ雑草対策をご紹介します。

天然石マットやタイルを敷き詰める

レトロでおしゃれな雰囲気を演出したい場合、天然石マットやタイルがおすすめです。

豊富な種類があるので、目指す雰囲気に応じてデザインを選べます。

さまざまな種類を組み合わせることで、華やかでおしゃれな空間が作れます。

同系色を使うことで統一感のある、洗練された庭に仕上げることもできます。

除草剤+化粧砂利(シンプルでお洒落)

シンプルでおしゃれな庭を作りたい場合、除草剤と化粧砂利がおすすめです。

化粧砂利は、さまざまな模様や色が入ったおしゃれな砂利です。

家の雰囲気に合わせて模様や色を選ぶことで、統一感のある仕上がりが実現でき、シンプルでおしゃれな庭が作れます。

除草剤と砂利は、DIY初心者にも手軽に挑戦できます。

グランドカバープランツ(自然な風合い)

自然な雰囲気を残したい場合、グランドカバープランツがおすすめです。

地面を覆うように生える植物でして、緑の色合いが自然な印象を与え、種類によっては爽やかな香りも楽しめます。

広い庭でも統一感のあるデザインが実現できます。

ただし、グランドカバープランツは繁殖力が強く、道路や周辺に伸びていくことがあります。

そのため、定期的な手入れが大切です。

人工芝で庭造り

ナチュラルな印象を楽しみたい場合、人工芝がおすすめです。

人工芝はホームセンターで手軽に購入でき、DIY初心者にも取り入れやすいでしょう。

人工芝は耐久性が高く、手間のかかる管理が不要です。

一面に敷くだけで、土に太陽光が当たらず、雑草対策にも効果的です。

ただし、人工芝の隙間から雑草が生えることがあるため、下に防草シートを敷くと良いでしょう。

広い庭におすすめ(庭レイアウト)

理想的な庭づくりをしたい場合、プロの専門業者に依頼しましょう。

プロの力を借りて、おしゃれな庭を実現できます。

ロックガーデン(力強くワイルドな雰囲気)

力強くワイルドな雰囲気を目指す場合、ロックガーデンがおすすめです。

ロックガーデンには、和風や洋風など多様なデザインがあり、使用する素材によって様々な雰囲気を演出できます。

自由度が高いため、オリジナリティ溢れるデザインを実現できるのが魅力です。

レンガでインターロッキング(イングリッシュガーデン)

イングリッシュガーデンを目指す場合、レンガを使用したインターロッキングがおすすめです。

インターロッキングには、多様なバリエーションがあり、家の雰囲気に合わせて選ぶことができます。

おしゃれでありながら、自然な印象を与えるため、温かみのある心地よい庭づくりが実現できるでしょう。

ウッドデッキ(庭を楽しむ)

ウッドデッキを設置することで、庭がおしゃれな雰囲気になり、バーベキューや水遊びなどを楽しむことができます。

ただし、ウッドデッキを設置するだけでは雑草対策にはなりません。

デッキを設置する前に、コンクリートで土台を固め、防草シートと砂利を使った対策が必要です。

タイルやコンクリート平板などの床材(シンプルで綺麗)

シンプルで清潔感がある庭を作りたい場合、タイルやコンクリート材がおすすめです。

木目調の素材を使えば、温かみがある個性的な雰囲気を演出できます。

落ち着いたデザインで長く楽しめるでしょう。

しかし、広い庭には雑草対策が難しく、多くの時間と手間がかかります。

さまざまな対策方法がありますが、広い庭には向いていないものも存在します。

6つの失敗しやすい事例

砂利敷きをするだけ

多くの方が庭の雑草対策として砂利を敷いていますが、砂利だけでは効果的な対策にはなりません。

砂利の下から雑草が生え、隙間から顔を出すため、広い庭では手間がかかり不向きです。

砂利敷きを雑草対策に取り入れる場合は、防草シートと併用することがおすすめです。

防草シートを使用することで、新たな雑草の発生を抑え、お手入れの手間を省くことができます。

ウッドチップを敷くだけ

ウッドチップを使った雑草対策は、見た目がおしゃれで木のぬくもりを感じさせるナチュラルで温かみのある庭に仕上がります。

ウッドチップは、土に太陽光が当たる面積を減らして雑草の成長を抑制する効果がありますが、丈夫な雑草はウッドチップの隙間から伸びてきてしまうことがあります。

ウッドチップによる雑草対策を行う場合、砂利と同様に防草シートと併用することをおすすめします。

全面コンクリート

「 全面コンクリートで雑草対策が完璧 」と思う方もいるでしょう。

しかし、慎重に検討が必要です。

コンクリートは雑草処理の手間を省けますが、全面コンクリートにすると、無機質な雰囲気で寂しい印象になることがあります。

排水の問題も考慮し、雨が降った際に、水たまりができないようにする必要があります。

暑い日にはコンクリートが熱を持ち、家全体の温度を上げてしまうことも考慮しなければなりません。

全面コンクリートは雑草対策には効果的ですが、その他のデメリットも理解し、慎重に検討することが大切です。

重曹を散布する

除草剤を使いたくないために、重曹を散布する方もいます。

重曹は雑草対策に効果があるものの、浸透力が弱いため完全な対策とはなりません。

重曹を使った雑草対策を行う場合、濃度は5〜10%が必要です。

1リットルの水に対して、150gの重曹を溶かして散布しましょう。

塩や熱湯を庭に撒く

塩や熱湯を庭に撒く方法は、庭の広さに関わらず、おすすめできません。

塩は土壌で分解されず、花や植物が育ちにくくなります。

雑草の発生が抑えられる利点はありますが、緑や彩りが失われ、殺風景な庭になるでしょう。

塩は鉄筋コンクリートに負担をかけ、住宅の基礎劣化のリスクがあります。

雨が降ると、塩が流れ込み、周辺の川や畑に悪影響をもたらすこともあります。

熱湯は雑草を弱らせる効果がありますが、根元まで届かず、根が残ってしまうためすぐに生えてきます。

これらの方法は雑草対策として挙げられますが、リスクが大きいため他の方法を検討しましょう。

カマで草を刈る

雑草が生えるたびに、カマで手入れする方も多いでしょう。

しかし、根元が残るとすぐに雑草が生えてくるため、効果的な対策とは言えません。

さらに、カマでの手入れは腰や膝に負担がかかります。

広い庭では、負担がさらに大きくなるため、おすすめできません。

まとめ

広い庭の雑草処理は、手間と時間がかかります。

少しでも楽に処理するためには、事前の対策が重要です。

対策方法はさまざまですが、防草シートと砂利を組み合わせた方法は高い効果が期待できます。

取り入れ方も簡単で、DIY初心者でも挑戦しやすいです。

おしゃれな雰囲気を求めるなら、化粧砂利やウッドチップもおすすめです。

ただし、砂利やウッドチップだけでは雑草対策にはならないため、防草シートと併用することをお試しください。

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