防草シート×砂利の組み合わせは最強の雑草対策?
雑草の処理に悩んでいませんか?
処理をしても生えてくる雑草。
キリがないと諦めてはいけません。
雑草対策には、防草シート×砂利の組み合わせが効果的だと言われています。
本記事では、その対策と手順を詳しく解説します。
【 雑草対策 】防草シート×砂利の組み合わせ
防草シートと砂利の組み合わせは、雑草の成長を抑止し、雑草を生えにくくします。
その理由を詳しく見ていきましょう。
雑草の生育を抑制する
防草シートは土壌中の水分や養分を通しにくい性質があります。
通気性が良いため、雑草の生育を効果的に抑制できます。
砂利は重みや摩擦力でシートを抑えつけ、透水性も高いため、シートの下に水が溜まりません。
透水性(とうすいせい)〜 土などの物質が水を通す性質のこと。 透水性が低い=水を通しにくい。
耐久性が高い
防草シートと砂利の組み合わせは、シートが腐食するリスクを低下させるため、耐久性が高く、長期間使用できるのが特徴。
メンテナンスが簡単
防草シートと砂利の組み合わせは、手入れが簡単なだけではなく、見た目を保てるのが特徴。
雑草の成長を妨害できるため、草花(くさばな)を植える場所に雑草が生える心配はありません。
砂利を敷くことで水はけがよくなるため、雨が降った後の水たまりを防ぎます。
環境にやさしい
近年、環境問題が世界中で大きな課題です。
防草シートと砂利は、化学薬品を使用しないため、環境に負担をかける心配がありません。
また、砂利は天然素材で、再利用も可能です。
地球環境に負荷をかけることなく、雑草対策ができるので非常にサスティナブル。
防草シート×砂利の組み合わせ(デメリット)
防草シートと砂利の組み合わせは、雑草対策としては効果的な方法ですが、デメリットもあります。
雨水の排水が困難
防草シートは土壌からの水分の蒸発を防止する働きがあるため、排水が困難になるケースがあります。
また、砂利の下にシートを敷くことで、砂利の上層部に降った雨水が、砂利とシートの間に溜まりやすくなることも。
雨水の排水が難しくなると、土壌に十分な水分が行き渡らなくなるため、植物の生育に影響を及ぼす可能性があります。
砂利の敷き直しが必要
砂利の下に敷いた防草シートが劣化したり、破れたりすると、機能性が低下します。
必要に応じ、シートを補修する必要があります。
防草シートは耐久性が高いけれど、使用するうちに経年劣化するため、こまめなチェックが大切です。
施工に手間がかかる
防草シートと砂利を組み合わせた雑草対策は、設置するのに手間と時間がかかります。
シートをカットして、必要な大きさに合わせたり、砂利を均等に敷き詰めたりするため、DIYに慣れていないと相当な時間がかかります。
DIYに慣れていない場合、複数人で作業を行うことで、手間と時間が省けるでしょう。
砂利の騒音や飛散に注意
砂利は敷き詰めるだけで、固定するわけではありません。
強風によって砂利が飛散し、周囲の建物や車にダメージを与えることがあります。
砂利を使用した雑草対策を行う場合、周囲への配慮が必要です。
防草シートに砂利を敷く手順
防草シートと砂利を組み合わせた雑草対策は、比較的簡単に行えます。
以下に、防草シートに砂利を敷く手順を紹介します。
1. 整地する
まず、雑草や石を取り除き、土地を整えます。
草花を植える場所であれば、不要な根や草を取り除き、土壌を耕しましょう。
きれいに防草シートと砂利を敷くためにも、整地作業は重要なポイントです。
2. 防草シートを敷く
土地を整えたら、防草シートを敷きます。
シートは、必要なサイズに切り取り、敷きたい場所に敷き詰めましょう。
シートはシワができないよう、しっかりと伸ばしてから敷くのがポイントです。
3. シートを固定する
シートを敷いたらピンや釘で固定します。
シートを固定することで、風でシートが飛ばされたり、シートが動いたりする心配がなくなるため、強風が吹いても安心です。
4. 砂利を敷く
シートを固定したら、砂利を敷き詰めます。
砂利の厚さは、約5cm〜10cm程度が目安です。
砂利を敷くときは、均等に敷き詰めるようにしましょう。
砂利を均等に敷くことで、風や雨による砂利の移動を防げます。
5. 縁取りをする
最後に砂利の周囲を縁取りし、シートと砂利がズレないようにします。
縁取りには、木材やレンガなどがおすすめです。
縁取りは雑草の侵入を防ぎ、見た目を保つ役割もあります。
まとめ
雑草対策には、防草シート×砂利の組み合わせがオススメです。
防草シートと砂利は、比較的安価なので、金銭面的な負担も少ないでしょう。
また、DIYの中でも比較的簡単に行える領域です。
本記事を読み、ぜひ参考にしてください。