置くだけ型のウッドデッキは台風でも大丈夫?メリット・デメリット&注意点を徹底解説!
工事要らずで簡単に設置できる「置くだけウッドデッキ 」なら、手間やお金をかけずに庭の雰囲気を一変させることができます。
しかし手軽な一方、こんな不安や疑問を抱えている方も多いはず。
「 便利そうだけど、置くだけで大丈夫?」
「 台風対策はどうしたらいいの?」
本記事では、置くだけウッドデッキのメリット・デメリット、注意点について解説していきます。
置くだけウッドデッキのメリット
まずは置くだけウッドデッキのメリットを、以下の順に紹介していきます。
- とにかく安い
- 組み立てや設置が簡単
とにかく安い
外構業者に施工をお願いしたりするよりも、はるかに安いことがメリットです。
値段は広さや柵の有無などのデザインによっても前後しますが、1800mm×1800mmという十分な広さで5万円以下のものあり、圧倒的な手軽さでウッドデッキのある庭を楽しむことができるようになります。
組み立てや設置が簡単
設置や組み立てが簡単なことも、置くだけウッドデッキの大きな魅力です。
なかにはドライバー1本で組み立てられるようなものもあり、DIY初心者でも安心して組み立てや設置を行うことができます。
ただし、いくら簡単とはいえ、1人で組み立てるにはかなり骨が折れる作業になりますので、事前に購入したウッドデッキの組み立てにどれ位の人数が必要なのかは確認するようにしてください。
置くだけウッドデッキのデメリット
置くだけウッドデッキは手軽ですが、だからこそのデメリットもあります。
デメリットに注意して、外構業者に依頼したほうがいいのか、置くだけウッドデッキで十分なのか、しっかり検討してみてください。
デメリットは以下の通りです。
- 屋根やフェンス付きはない
- ハードウッドのものは少ない
屋根やフェンス付きはない
現在、屋根や高いフェンスが付いている置くだけウッドデッキはありません。
屋根や高いフェンスをつけたい場合は、DIYで取り付けるか、そもそも外構業者に依頼してウッドデッキを施工してもらうかのどちらかになります。
また、屋根やフェンスに限らず置くだけウッドデッキはデザインも限られるので、個性や高級感のあるデザインにこだわりたいという人にはあまりおすすめできません。
ハードウッドのものは少ない
ハードウッドとは、赤道付近に分布する広葉樹から作られた堅くて重い木材のこと。
具体的にはイペ、ウリン、アマゾンジャラなどの木の種類を指します。
丈夫さはもちろんのこと、腐食などにも強いハードウッドですが、置くだけウッドデッキに使われているのはSPFなどのソフトウッドや人工木になります。
丈夫な天然素材でこだわりたい場合は、置くだけウッドデッキだと難しいので、外構業者に相談するなどしてください。
置くだけウッドデッキに台風対策は必要?
置くだけウッドデッキは基本的にそれほど背が高くなく、また重量もしっかりとあるため、一般的な台風程度の風であれば特別な対策をしなくても安全性を保って利用することができます。
また、全面が幕板で覆われているデザインのものであれば、風が内部に入り込みにくくなるので、風への耐性はより万全を期していると言えるでしょう。
ただし、高さのあるフェンスや屋根を取り付けた場合、強い風に煽られて飛ばされる危険が高まりますので、十分に注意してください。
置くだけウッドデッキの耐久性は?
置くだけウッドデッキは非常に手軽なぶん、安かろう悪かろうではないかと思われる人もいるかと思います。
もちろんハードウッドを使用した業者による施工のウッドデッキと比べてしまえば、デザイン・耐久性などが見劣りすることは否定できません。
しかし置くだけウッドデッキに使用されている人工木は水や日光に強く、劣化しにくいのが特徴です。
人工木のウッドデッキであれば、メンテナンスなどにはそこまで神経質にならずに使うことができます。
ただし中には風合いがよりナチュラルな天然木を使用しているものもあり、そうした置くだけウッドデッキは使用前の防腐処理や定期的なメンテナンスが必要になりますので、購入前によく注意してください。
まとめ
置くだけウッドデッキはしっかりと選べば、十分にウッドデッキのあるガーデンライフを楽しめるお得なアイテムです。
また台風や耐久性など、手軽だからこそ気になる点も基本的には問題なく使うことができます。
置くだけウッドデッキの設置時の注意点や、おすすめなどは過去記事を参考にしてみてください。