【 入門編 】ウッドデッキ木材の種類はこんなにある!お手入れ方法も解説
ウッドデッキは、自宅の庭やバルコニーをより魅力的にするための素晴らしいエクステリアです。
レッドウッド、シダー、マホガニー、イペ、サイプレス…これらの名前を聞いたことがあるでしょうか?
これらはウッドデッキとして人気のある木材の一部です。
また、ウッドデッキを長持ちさせるためには、適切なお手入れが欠かせません。
本記事では、有名なウッドデッキ木材の種類とお手入れ方法についても詳しく解説します。
ウッドデッキを新しく設置する予定の方は、ぜひ参考にしてください。
有名なウッドデッキ木材の種類
レッドウッド
レッドウッドは、北アメリカに自生する巨大な針葉樹で、ウッドデッキだけでなく家具などの材料としても利用されています。
その赤みがかった色合いは特徴的で、腐食や虫害にも強いという特性があります。
さらに、材質が柔らかく軽量なため、加工しやすいのが魅力。
シダー
シダーは、主に北米やカナダに分布する針葉樹の一種です。
赤茶色から褐色の独特の色合いと、美しい自然の木目模様が特徴で、ウッドデッキや室内の木工製品にも好んで使用されています。
耐久性が高く、腐食や虫害にも強いため、屋外での使用にも適しており、長期間の使用に期待できます。
この高い耐久性のため、他の木材よりもメンテナンスの手間が少ないのが魅力。
マホガニー
マホガニーは、高級な木材として知られる広葉樹です。
美しい色合いと耐久性の高さから、ウッドデッキの材料としても非常に人気があります。
深い茶色から赤褐色の独特の色調が特徴で、木材自体が温かみのある外観を放っています。
自然にオイル分を多く含むため、一定期間は特別なお手入れなしで美しい状態を維持できます。
ただし、マホガニーは限られた天然資源であり、過度な伐採が問題視されているため、価格が高騰することも考えられます。
その点を考慮して選択することが重要です。
イペ
イペは、南アメリカ原産の堅い木材です。
この木は非常に耐久性が高いため、ウッドデッキやフェンス、歩道などの屋外用途に特に適しています。
暗褐色から黒褐色の独特の木目模様があり、それが高級感を演出し、さまざまなデザインの選択肢を提供してくれます。
他の木材と比較してメンテナンスは少なめですが、経年による色の変化を防ぐため、定期的なオイル塗布やシーラントの施工が推奨されます。
サイプレス
サイプレスは、オーストラリア産の木材として知られています。
耐久性が高いハードウッドでありながら、加工しやすいというが特徴です。
そのため、ウッドデッキのDIYに挑戦する方々から好まれています。
メンテナンスも比較的シンプルで、定期的にオイルやシーラントを塗布することで、その美しい外観を長く維持することができます。
ウッドデッキのお手入れ方法
ウッドデッキを美しく維持し、長く使用するためには、適切なメンテナンスが欠かせません。
使用する木材の種類によって、必要なケアやお手入れの方法が異なることがあります。
そのため、ウッドデッキの材料に応じた適切なケアを心がけることが大切です。
定期的に掃除
ウッドデッキに溜まった汚れや枯葉は、定期的に掃除して除去することが大切です。
ブラシや高圧洗浄機を使用する際は、木材を傷つけないように注意を払いましょう。
シーリング、ステイン
ウッドデッキの木材を保護するためには、定期的にシーリングやステインの塗布が必要です。
これらの処理は、風雨や紫外線から木材を守り、色褪せやひび割れを防ぐ効果があります。
ウッドデッキに塗布する際は、全体が乾燥していることを確認し、均一に塗るよう心がけましょう。
洗浄剤
ウッドデッキに汚れやカビが付着している場合、洗浄剤を使用してケアすることが効果的です。
洗浄剤を使用する前に、デッキを予め濡らしておくと、洗浄がスムーズに行えます。
使用する洗浄剤やデッキクリーナーの取扱説明書に記載されている指示に従い、適切にお手入れを行いましょう。
傷や欠けの修理
ウッドデッキの木材に傷や欠けが見られる場合、早急に修理を検討しましょう。
放置すると、傷が拡大し、デッキの耐久性が低下する恐れがあります。
傷や欠けが深刻な場合、該当する木材部分を取り外し、新しい木材に交換することを考えると良いでしょう。
修理後は、シーリングやステインを使い、木材を保護することが重要です。
通気性の確保
ウッドデッキのお手入れにおいて、通気性の確保は欠かせません。
湿度が高い環境下では、木材が膨張し、その耐久性が低下する可能性があります。
ウッドデッキの下部に十分な通気性を持たせることで、木材の乾燥を助け、長持ちさせることができます。
雪と氷の除去
寒冷地域では、ウッドデッキに雪や氷が積もることがよくあります。
これらはウッドデッキにダメージを与える可能性があるため、速やかに除去することが大切です。
特に雪の多い地域では、イペのような耐久性に優れた木材を選ぶことをおすすめします。
まとめ
近年のウッドデッキは、天然木ではなく人工木が主流です。
ウッドデッキは、過去の記事で解説していますので、ぜひ参考にしてください。
人工木が主流とはいえ、ウッドデッキの知識は知っておいて損はありません。
知識があることで、エクステリアの幅も広がりますよ。