【 誰でも出来る 】ウッドデッキの簡単お掃除テクニック
ウッドデッキは屋外にあるため、掃除やメンテナンスが大事です。
よく晴れた日、鳥のさえずりを聞きながら、ウッドデッキで過ごすひと時。
家族やペット、友人たちと心地よく過ごす空間。
そんなところに、カビが生えていたり、木が割れていて足を怪我したりしたら、憩いの場も台無しになりますよね。
この記事では、ウッドデッキの掃除のコツを紹介します。
ウッドデッキにお掃除は必要?
屋外にあるウッドデッキは、強い日差しを浴びる日もあれば、風雨にさらされる日もあり、夏と冬、朝と夜で、寒暖差を受けることとなります。
その過酷ともいえる環境において、多湿と乾燥のため、ウッドデッキは膨張と伸縮を繰り返しています。
そうすると、ひび割れが生じ、割れ目に水分がたまることで、腐朽が始まるのです。
新品のような状態を保つには、メンテナンスや掃除が欠かせません。
ウッドデッキの毎日のお手入れ方法
筆者が、自営店舗で利用している清掃業者によると、
お掃除の基本4原則は、
- 自分でできる範囲で計画を立てる
- 汚れはためこまず、軽いうちに落とす
- お掃除部分の材質チェック
- 洗剤や用具を使いこなす
とのことです。
ウッドデッキの場合、人工木と天然木で掃除やメンテナンスの度合いは異なりますが、
共通した日頃のお手入れとしては、
- 砂ボコリをこまめに取る
- 季節ごとにデッキブラシで水洗い
- コケをデッキブラシでこすり落とす
の3つが基本です。
気になる汚れは放置せずに、普段からの雑巾がけやなどを心がけると、後に手間がかからないでしょう。
人工木のお掃除
人工木のウッドデッキは、耐久性が高いため、掃除やお手入れも、そうこまめに行う必要はありません。
大まかな汚れを箒などで払い落とし、汚れが気になった場所を拭き掃除しましょう。
年に2、3回、デッキブラシで水洗いすれば大丈夫です。
天然木のお掃除
天然木は、大きくソフトウッド(杉など)とハードウッド(ウリンなど)に分けられます。
ソフトウッドは、柔らかな風合いが魅力ですが、耐久性にやや劣るので、定期的な掃除が必須です。
こまめな掃き掃除と、板と板の間の汚れやゴミを、細い棒などで取り除きましょう。
季節ごとに、晴れた日を選んで、拭き掃除をすることもオススメします。
一方、ハードウッドは耐久性が高いので、毎日の掃除やお手入れは不要ですが、汚れが気になったら拭き掃除をしましょう。
また、人工木と同じように、年に2、3回、デッキブラシを使って拭き掃除をすると良いでしょう。
ウッドデッキお掃除の注意点
天然木を掃除する場合、柔らかいブラシやモップを使い、優しく洗いましょう。
なぜなら、素材が柔らかいため塗装が剥がれたり、傷がついてしまい、そこから腐食がはじまる恐れがあるためです。
また、目立つ汚れに洗剤を使用する際は、強酸性・強アルカリ性、有機洗剤などのものは控えて、中性洗剤を使いましょう。
カビ取り用の漂白剤は、庭の木や花を枯らす恐れもあるため、排水場所にも注意しましょう。
金属製のスポンジ、デッキブラシもNGです。デリケートな天然素材を傷つけてしまい、その結果、腐敗に繋がってしまいます。
ウッドデッキを長く利用するためには?
ウッドデッキを長持ちさせるには、
- こまめな掃除
- オイルステイン(木材保護剤)による塗装
- 耐久性、水はけの良い素材選び
- 湿気がたまらない場所選び
などが、重要ポイントです。ウッドデッキを設置する前に、以上のポイントをじっくり検討することをオススメします。
ウッドデッキの管理に詳しい人や、外構・エクステリア専門業者に、相談すると安心ですね。
まとめ
本記事では、ウッドデッキの掃除の大切さと、種類(素材)別の掃除の方法を紹介しました。
汚れは落とせたのに、デッキが傷ついたり変色してしまっては、元も子もありませんよね。
まずは、ご自宅のウッドデッキの特徴や、お手入れ方法を把握してから、日頃のお手入れに励みましょう。
無理をせず、少しずつ、生活の中に習慣づけることが、長続きの秘訣ですよ。