ウッドデッキにフェンスは必要? 〜メリットとデメリットを解説〜
ウッドデッキを設置する際に、決めておきたいことのひとつに、フェンス(柵)を付けるかどうかという問題があります。
ウッドデッキがあれば、天気の日に日向ぼっこをしたり、ペットと遊んだり、休息のひと時を過ごすことができますが、そのまま設置しただけでは、屋根も目隠しもないのです。
本記事では、ウッドデッキにフェンスをつけた場合のメリットとデメリットについて解説します。
ウッドデッキにフェンス(柵)は必要?
人気漫画「 ONE PIECE 」の実写ドラマの映像が少しずつ公開され始めて、主人公たちの乗る海賊船「 ゴーイングメリー号 」の姿も明らかになりました。
デッキ(甲板)の周りにはフェンス(柵)が付けられています。
その理由は、あえて書くまでもありませんよね。
さて、ウッドデッキそのものには、フェンスがついていません。
そもそも、必要なのか?
と疑問に思われるかも知れません。
フェンスを設置する目安として、
- 通行人や隣人の視線が気になる
- 洗濯物が風に飛ばされそう
- 小さなお子さんの転落
- ペットの逃亡の恐れがある
- 防犯対策
- 雨よけや日よけ
以上のようなことが気になる方は、フェンスの設置を検討すると良いでしょう。
ウッドデッキのフェンスの種類
ウッドデッキのフェンスとは、ウッドデッキの本体に直接、設置する柵を指します。
境界部分に設置するフェンスもありますが、それに関しては、目隠しフェンスの記事で解説しているので、参考にしてくださいね。
フェンスの種類には、アルミ、ウッド、ラティス、ルーバー、メッシュ、アイアンなど様々な種類がありますが、「 なぜ設置するのか?」という目的をしっかり決めて選ぶことが大切です。
高さの目安
フェンスの高さは設定の判断が難しいところですが、地面を0地点として、ウッドデッキと床面が40cm、目線の高さを子供80 ~100cm、大人140~160cmとした場合を考えてみますね。
目的別に、次の高さを参考にしてください。
- 防犯(150 ~ 180cm)
- 転落防止(80 ~ 120cm)
- ペットの逃亡防止(120cm)
- 目隠し(150 ~ 180cm)
ウッドデッキのフェンスのメリット
ウッドデッキのフェンスを設置すると、
- 人の視線をさえぎる
- 布団などの物干し場になる
- 子供の転落防止
- ペットの逃げ出し防止
- 防犯になる
- 雨や日光をさえぎる
などの、効果があります。
せっかくウッドデッキを設置しても、視線が気になって外に出ないという人は、一定多数いるそうです。
フェンスを設置することで、近隣の目を気にせず、プライバシーを確保できることが、最大のメリットとも言えるでしょう。
ウッドデッキのフェンスのデメリット
ウッドデッキにフェンスをつけるとメリットがある反面、デメリットもあります。
主に、
- 圧迫感
- 日当たり
- 風通し
の3つが挙げられます。
それぞれの対策としては、目隠しフェンスの隙間や、高さなどを調整したり、ルーバータイプなどで風通しの良いフェンスを設置することで解決できます。
ウッドデッキの後付けフェンス
ウッドデッキのフェンスを後付けすることが、可能です。
ウッドデッキ本体とフェンスは、別々に施工するからです。フェンスを設置するかどうか、決めかねる時は、ひとまずウッドデッキを設置してから検討するのもありですね。
また、置くだけタイプのフェンスもありますので、そちらで効果を試してみるのも良いでしょう。
ウッドデッキフェンスの設置タイプ
代表的なウッドデッキのフェンスの設置タイプは
- 置くだけの目隠しフェンス(重石で自立しているタイプ)
- ブロック塀に固定する目隠しフェンス(施工が必要)
- 独立基礎に固定する目隠しフェンス(土台作りと施工が必要)
の3種類です。
まとめ
本記事では、ウッドデッキにフェンスは必要かどうか。設置した場合のメリットとデメリットについて解説しました。
フェンスは後付けが可能ですので、ウッドデッキを設置してから、検討してみるのも良いですね。
外構業者にあらかじめ相談しておくと、設置もスムーズに進みますよ。
後悔のないように設置して、ウッドデッキでの快適な時間を、お楽しみくださいね。