【 初心者必見 】ウッドデッキ作りに最適な木材6選
ウッドデッキを作るときに、まず大事なのはウッド(木)の部分、つまり木材に何を選ぶかです。
ウッドデッキの木材は、天然木と人工木に分けられます。
本記事では、天然木を用いた場合のオススメの木材を紹介します。
天然木の種類と特徴

ウッドデッキの材料に使われる天然機は、大きくハードウッドとソフトウッドに分けられます。
ソフトウッドは、柔らかく加工しやすい上に安価なのが特徴ですが、やや耐久性に欠けます。
ハードウッドは、硬く重いので耐久性に優れていますが、価格は高めです。
どちらにもメリットとデメリットがあるので、見た目や色味、価格などを確かめた上で、じっくりと選びたいですね。
木材選びのポイント
木材を選ぶ際に考慮したいポイントは、
- 価格
- 加工性
- 耐久性
の3つです。
価格は、安ければ良いという訳でもなく、安すぎると粗悪品であったり、ウッドデッキに不向きであったり、脆かったりというケースもあるので、程よい価格のものを選ぶことが大切です。
まとまった量なら、近所や、問屋から直接購入したり、専門業者に手配することで費用が節約できます。
加工性は、ソフトウッドが優れていますが、腐食しやすい部分もあるため防腐処理加工などを推奨します。
ハードウッドは頑丈な反面、加工に手間がかかるので、専門業者に依頼する方が、結果的に費用も時間も節約できるでしょう。
耐久性の高い木材は、メンテナンスが楽な分、費用も高くなります。湿気の多い場所や、そうでない部分で、木材を変えるなど、一工夫することで、耐久性も価格も確保できるでしょう。
ウッドデッキにオススメの木材5選
ウッドデッキに使用される木材は、多種多様ですが、ここでは代表的な木材を6つ(ソフトウッド3本、ハードウッド3本)紹介します。
オススメの木材(ソフトウッド)

まずは、ソフトウッド(針葉樹)の木材から。
杉(スギ)〜 国内で多く採れるため比較的、安価で、加工性にも優れています。ウッドデッキの木材としては、中心部分の赤身(芯材)と呼ばれる部分が使用されます。木肌が柔らかく、素足で歩くとほんのりと温かみが感じられます。屋外用の塗装と、防腐加工処理を推奨します。
桧(ヒノキ)〜 国内で杉に次いで多く採れ、古くから高級な材として、社寺などの建築にも使われています。ヒノキ風呂でおなじみの、独特の香りがあり、木材に含まれるヒノキチオールという成分は、防虫、抗菌作用があります。腐食しにくいという特徴があります。
赤松(レッドウッド)〜 欧州産と国産があり、どちらも比較的、入手しやすいです。杉のように、歩くとほんのりと温かい木肌の感触を楽しめます。シロアリなどの害虫や腐食に強いタンニンという成分が多く含まれています。節が多いですが、強度は強く、加工性にも優れています。
オススメの木材(ハードウッド)
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続いて、ハードウッド(広葉樹)の木材を紹介します。
ウリン 〜 マレーシア産で別名「 アイアンウッド(鉄の木)」とも呼ばれ、生涯、腐らない木ともされます。耐水性、耐久性ともに、世界最強。ウリンに含まれるポリフェノールは防虫効果があり、まれに加工中に滲み出ることがありますが、人体に害はありません。
イペ 〜 ブラジルやアルゼンチンなどの南米で多く採れ、ウリンと同様、非常に木の内部の密度が高いのが特徴です。耐久性が高いので、ウッドデッキの木材として重宝されます。ただし、加工が難しいので、施工はプロに依頼するのが無難でしょう。
イタウバ 〜 ブラジルで古くから船の材料、木橋、電柱などに使われるほど水に強く、耐久性に優れています。木肌がしっとりとして、触り心地がよく、ささくれが出来にくいので、お子さんが素足で歩いても安心です。施工もしやすく、オールマイティーな性能を誇ります。イペの高騰に伴い、昨今、注目を浴びています。
まとめ
本記事では、天然木の中から、ウッドデッキに使用するオススメの木材を6種類、紹介しました。
価格、加工性、耐久性を考慮しながらも、まずは、ウッドデッキ設置の目的やイメージをしっかり持つことが大切です。
相談や見積もりを、エクステリア業者に持ちかけるのも、ひとつの方法ですね。




