【 知らないと後悔 】失敗しない玄関ポーチの外構知識7選
玄関部分は利用頻度が多く、外構の中でも特に力を入れるべき場所です。
特に新築を建てる時に最も神経を使う場所は、玄関の屋根と床部分を指す「 玄関ポーチ 」
本記事では、玄関ポーチで後悔しないための外構知識を7つ紹介します。
玄関ポーチ 〜 主に玄関前の庇(ひさし)の下の空間を指す。(玄関を出てすぐの部分)
失敗しない玄関ポーチの外構知識7選

外構計画はお早めに
新築する方は、内装だけでなく外構計画を早めに検討してください。
早めの準備を怠ると、住宅の構造上、設置したい設備を断念しなければならないケースがあるからです。
準備は早いに越したことはありません。
雨に濡れない設計にする
玄関ポーチの最重要ポイントは、雨の日に濡れない設計にすること。
濡れないように設計するためには、ある程の屋根の広さを確保しなければいけません。
十分なスペースを確保できないと、雨に濡れてしまう恐れがあります。
最低でも玄関前で傘を閉じられる程度のスペースを確保しましょう。
気持ちの切り替えができる空間に
玄関ポーチは、住人の気持ちを切り替える場所でもあります。
屋根だけでなく、床部分をオシャレに設計するだけで、素敵な空間に生まれ変わります。
帰宅する家族が、気持ちを切り替えられる空間づくりを心がけましょう。
玄関の設置方向を検討する
玄関が道路に面している住宅は多いですが、必ず道路に面して設置するというルールはありません。
玄関を道路に面して設置する場合、目隠しやドアのデザインに気を付ける必要があります。(外からの見栄え)
特に、ドアのデザインにこだわると、コストがかかります。
予算を抑えつつ、プライバシーを確保する方法として、道路から見えにくい位置に玄関を設置すると良いでしょう。
屋根に必要なスペースを確保する
一般的に多くの住宅では、玄関ポーチのスペースとして約1畳分が設計されます。
ただし、土地の広さが許すのであれば、玄関前に2畳分のスペースを確保することがオススメ。
この追加スペースは、特に家全体のレイアウトや設計を見直すことで実現可能ですが、一部の住宅では難しい場合もあります。
玄関ドアのサイズと動きを基準に、ドアが開く方向に60センチ以上、奥行きで90センチ以上のスペースを確保すると良いでしょう。
スペースが限られている場合には、開閉式のドアよりも引き戸の方が適しています。
玄関は日常生活において重要な場所です。
利便性とゆとりを心がけて、理想のエクステリア空間を実現させましょう。
最適な床素材を選ぶ
玄関ポーチの床素材を選ぶ際は、「 汚れにくい 」「 耐久性がある 」「 滑らない 」の3つをチェック。
可能な限り、濃い色は避けましょう。
濃い色のタイルを床材に選ぶと、汚れが目立ち、メンテナンスの手間が増えます。
デザインに強いこだわりがなければ、オフホワイトやベージュを選ぶのが無難です。
階段の高さを緩やかにする
玄関前に階段を設置する場合は、階段の高さにも注意しましょう。
おすすめは、1段あたり15センチ程度の高さ。
15センチの段差は、勾配が緩やかで、お子さんや高齢者でも安心です。
高齢者がお住まいの住宅であれば、手すりの設置を合わせて検討しましょう。
まとめ
今後、新築外構を検討されている場合、本記事で解説したポイントを把握しておくだけで、失敗の確率を下げられます。
参考にしながら、あなたの理想の外構エクステリアを実現してください!